第10回天井落下防止対策等検討ワーキンググループにおける主な意見

フローチャート

  • 「吊り天井なし」の場合のみ第2節・第3節に進むように見えないよう修正が必要。
  • フロー図で強調する部分は、設置者が目指すゴールにそろえた方がよい。 

ステップ3 図面診断

  • 図3.2.1の壁際以外のクリアランスの部分の○の付け方は原案でよい。舟底天井の段差は4か所のクリアランスが必要となる。
  • 斜め天井における斜め部材の入れ方については、国土交通省に十分に確認すること。
  • 37ページ下段の図はフラット天井のケースではなく、斜め天井のケースを取り上げるとよい。 

対策の緊急性、優先度の総合的な検討

  • 「落下時により大きな被害が予想される場合」の〈確認結果〉部分について、落下時の人的被害が大きくなる要素を適切に表現すること。 

第2節「照明器具・バスケットゴール等の取付部分の総点検と対策の実施

  • 吊り天井の有無にかかわらず、第2節は見ることになるので、昇降式照明設備などの図は重複しても再掲した方がよい。 

第3節「関連する構造体の点検と対策の実施

  • コンクリートの側方破壊耐力とアンカーボルトのせん断耐力を比較し、コンクリートの側方破壊が先行する場合については記述したが、アンカーボルトが破断した場合の留意点も記載することが必要。 

ステップ5 対策事例

  •  撤去のケースは実際の診断上もほぼステップ1の時点で撤去の判断となると思われるので、診断の概要にステップ3の情報まで記載しなくてもよい。
  • コスト面や施工期間の比較表には天井面積を記載。コストの情報もある程度の裏付けがあるとよい。

地震発生後の天井等の緊急点検チェックリストについて

  • チェックリストの配布方法及び応急危険度判定との関係をよく整理し、設置者を混乱させないようにすること。
  • 設置者は第2章の総点検を実施するのだから、2章の骨子部分をチェックリストに関連づけられればよい。

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部施設企画課

防災推進係
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(大臣官房文教施設企画部施設企画課)