平成23年5月24日(火曜日)15時30分~17時
文部科学省旧庁舎4階 文教施設企画部会議室
(○:委員、●:事務局)
(1)国立大学法人等施設整備に関する検討会の運営について
国立大学法人等施設整備に関する検討会の運営規則について決定した。
(2)平成24年度国立大学法人等施設整備の方向性について
事務局より、最近の国立大学法人等施設整備の状況(施設や予算の現状、震災への対応状況等)について説明を行った。
その後、事務局より、「平成24年度国立大学法人等施設整備の方向性(案)」について説明を行い、審議の上、了承された。
主な意見は以下のとおり。
○人命に関わる安全対策は、最優先の課題。Is値0.4以下の施設の耐震化は、最大限努力する課題というよりは、必須の課題である。
○大学における安全対策は、事務局だけでなく、教員も協力しながら、大学全体で意識的に取り組むことが重要。
●施設の耐震化については、次期施設整備5か年計画の策定に向けた検討の中でも、期限を決めて取り組むロードマップを作成することとされている。資料については、主査と相談の上、適切な表現に修正したい。
○自己収入で整備した施設の維持管理についてどのように考えているか。積立金のような仕組みは(法人制度と)馴染むのか。
●当該施設の維持管理費は、運営費交付金の中で計上されている。なお、その後の改修や改築は、各法人で適切に対応していただく必要がある。
(3)事業評価及び事業選定の方法について
事務局より、事業評価及び事業選定の方法について説明し、質疑応答の後、了承された。主な意見は以下のとおり。
○事業評価及び事業選定の方法の概要を示した資料の図について、安全対策のカテゴリーにおける「教育研究等への効果」の評価項目の取扱いが分かりにくいのではないか。
●このカテゴリーでは、耐震補強や基幹・環境整備のみを対象としており、他の事業とは評価項目の取扱いが一部異なるが、もう少し分かりやすく資料を修正したい。
(4)平成24年度国立大学法人等PFI事業の考え方について
事務局より、平成24年度国立大学法人等PFI事業の考え方に関し、PFI検討会で了承された内容について報告した。
(5)その他
事務局より、今後のスケジュール等について説明した。
文教施設企画部計画課