平成22年11月16日(火曜日)16時から18時まで
文部科学省旧文部省庁舎4階文教施設企画部会議室
(非構造部材)中埜主査、石橋委員、岡田委員、藤村委員、松永委員 (維持管理)小松主査、安孫子委員、木村委員、小池委員、村岡委員
辰野文教施設企画部長、岡技術参事官、瀧本施設助成課長、笠原防災推進室長、佐藤防災推進室専門官 他
●:委員発言 ○:事務局発言
事務局より資料の説明を行い、各委員より発言があった。
●:ガイドブック作成に当たっては、学校教職員の負担にならないよう、また、学校教職員は建築の専門的知識を持たないことに考慮する必要がある。
●:学校教職員は日常的に施設を使っているため、どの程度の老朽化が問題なのか判断することが難しいのではないか。
●:ある程度の傾向を示せれば、対応可能かと思う。最終的な判断は専門家に依頼することとなる。
●:点検の体制を整え、専門家が学校を巡回して点検するという方法もある。
●:点検者の設定は、点検の頻度にもよる。
●:法定点検の項目に、学校施設において留意すべき項目を組み込むことを想定したガイドブックを作成してはどうか。
●:点検した結果を、対策に結びつけるよう予算に反映させていくことが大切である。
○:専門家との連携を生かしながら、教職員等が実施しやすいような作りとすることが重要である。また、点検項目の対象は、建物に付随している部分及び外部空間とする。
●:専門家の協力を得て、学校教職員が効率的に点検できるような仕組みとする必要がある。
●:今回の検討は、安全対策の観点なのか、それとも長寿命化の観点なのか。
○:安全対策の観点で整理したいと考えている。
●:学校における点検等の取組は、施設使用者の日々の意識を向上させるべく長い時間が必要ではないか。
●:安全性及び機能性の範囲を整理した上で、項目について整理すべきである。
●:建物の部位ごとに体系化をしたほうがよい。
●:使い方に起因して起きた事故についてはどうするのか。
○:使い方に起因して起きた事故については、「学校施設における事故防止の留意点について」(平成21年3月)において整理しているため、今回の検討範囲とはしないと考えている。
●:太陽光発電設備などの近年設置されている設備の扱い、暖房器具のガス漏れや漏電への対応、及び換気や水質など衛生面の安全性について検討する必要がある。
○:衛生面については、学校環境衛生基準において適切な基準が設けられているため、今回は検討範囲としないと考えている。
●:既存の資料には掲載されていないが、現場で必要と感じている点検項目もあると思われるため、地方公共団体(教育委員会)に確認してはどうか。
今年度はあと2回会議を開催する予定。次回については1月中旬~下旬を予定している。
大臣官房文教施設企画部施設企画課防災推進室