学校施設と他の公共施設等との複合化検討部会(第6回) 議事要旨

1.日時

平成27年9月30日(水曜日) 10時00分~12時00分

2.場所

文部科学省旧庁舎4階 文教施設企画部会議室

3.議題

  1. 報告書(案)の検討
  2. その他

4.出席者

委員

【委員】浅井経子,安間正伸,上野淳,斎尾直子,志村秀明,萩本善三,望月伸一,山崎敏,(敬称略)
【特別協力者】磯山武司(敬称略)

文部科学省

【文教施設企画部】新保 文教施設企画部技術参事官,山下 施設企画課長,日向 施設助成課長,小林 施設企画課長補佐 

5.議事要旨

(○:委員の発言,●:事務局の発言)

・事務局より,資料1,資料2(1頁から59頁まで)に沿って,報告書(案)概要及び報告書(案)について説明。

○製本イメージの事例紹介は見開きにした方が良いと思う。

○資料1の「マル4専門性のある人材や地域住民との連携による学校運営の支援」を例示する写真について,よりわかりやすいものに変更した方が良いのではないか。
○資料1の志木小学校の事例を用いた説明文について,「学校内の図書コーナーのほか,資料の豊富な公共図書館を授業等でも利用」という記載に「地域図書館との複合化により」などの説明があった方が良いと思う。

○11頁のグラフについて,横軸は建設年,縦軸は延べ床面積等入れた方が良いのではないか。

○13頁下の図を資料1にも入れた方が理解しやすいと思う。
○資料1の第1章の1「公共施設マネジメントが求められる社会的背景」とあるが,公共施設マネジメントという言葉の説明が必要ではないか。

○11頁の326行目の長寿命化改修について,社会的にも廃棄物や二酸化炭素の排出量が少ないことなど大事な考えが含まれているので,もっと強調した方が良い。

○10頁の260~261行目,「学校施設は~条件である」という部分が表現上,違和感がある。「学校施設は~基本的な条件を整備したものである」というようなイメージかと思う。

○6頁の157行目に「児童福祉施設,老人福祉施設」とあって,7頁の165行目で「社会福祉施設」とあるが,これら福祉施設の用語の使い方の説明を入れた方が良い。

○長寿命化計画と複合化はうまく組み合わせてやっていく必要があるということを,資料1の中で表現して欲しい。

○6頁の図の凡例の文字がぼやけているので,見やすいように直した方が良い。

○7頁の図の凡例の色をわかりやすく修正してはどうか。

・事務局より,資料2(60頁から92頁まで)に沿って,報告書(案)について説明。

○これから少子高齢化・人口減少社会になって,町が再編成されていくことを鑑みて,まちづくりとしての面的整備の視点がこの学校施設と他の公共施設等とを複合化する計画を作るときには大切である,既存の施設の機能を十分活用しながら今回の複合化を検討すべきである,というような記載があってもよいと思う。

○これについて目的や背景などのところで工夫できるか検討してはどうか。

○資料1の2頁目,複合化の課題のマル2で施設設計上の工夫として3点挙げられているが,これに対する答えが第2章の3.個別の学校施設の複合化に関する留意事項と見てよいのか。

●そのとおりである。

○第2章の書き出しについて,資料1のように「地域住民などの関係者の意見を取り入れつつ,地域の実状や以下のことを踏まえ実施することが重要である」の直下から,「1.基本的な考え方」の(1)から(5)につなげた方がわかりやすいのではないか。

○61頁の検討体制とは文章なのか図なのか。図であれば囲みをつけるなど,わかりやすい表現の工夫の検討をして欲しい。

○本日の部会が最後の部会である。各委員からの意見,要望,提案を受けて取りまとめをしていきたい。今後の取りまとめについては事務局と部会長に一任としてもよいか。

(「異議なし」の声あり)

○これらの取りまとめを今後開催を予定している親会議に報告する段取りとなっている。
 今後のスケジュールなどについて,事務局から説明をお願いしたい。

●報告書(案)については,今後,開催予定の「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」において審議し,その後公表する予定としている。本日の意見等を踏まえて,再度意見照会したいと考えている。

○68頁に記載されている「計画・設計プロセス構築の支援」というのは具体的にはどんなことをイメージしているのか。

●学校施設の複合化の基本計画策定の際に,各学校設置者において,教職員や保護者,地域の方々などで構成された委員会やワークショップを設置し,教育や建築の有識者の協力を得ながら合意形成を図っていくことが重要であると提言案をいただいた。これを受けて,その基本計画策定に対する費用を支援するものであり,現在概算要求中である。

○平成32年までに各設置者において学校施設の長寿命化計画を策定するということだが,適正規模,長寿命化,複合化,地域の状況,まちづくり,財源をどうするのかということも含めて計画を立てるのが学校施設の長寿命化計画であるということを本文にも入れると良い。

●61頁56行目の「域内の学校施設の計画に関する留意事項」の中で,59行目で公共施設等総合管理計画を各地方公共団体において策定することとされており,併せて,同計画との整合性を図りつつ,域内の学校施設の長寿命化計画(個別施設計画)を策定することが要請されていると記載している。個別施設計画の策定に当たっての参考として,注釈で「学校施設の長寿命化計画策定の手引」を紹介している。

○過去の文部科学省の部会等で示されたレポートなどを,参考文献として載せることとしてはどうか。

○資料1を見ると,仕方がないから複合化をするように見えてしまう。地域の中で学校の役割や重要性などを位置付けるときに,複合化という方法もあるという積極的な位置付けや,地域特性によっては無理に複合化する必要はないということが見えた方が良いのではないか。

●1頁目が特にそういう色合いが出ているが,2頁目には前向きなことが書いてある。複合化が1頁目にあるような事情で今後も進んでいくという背景から入っているので,そのように見えるのではないか。

○手法の1つとして積極的に複合化を活用すべきという表現を入れた方が良いのではないか。

●公共施設が減っていき,地域の拠点がなくなっていくことも懸念されるので,地方公共団体が公共施設整備の1手法として学校施設等の複合化を選択する。その場合も,文部科学省としては学習環境が向上し,地域の拠点になる良い複合化とするには,どのようなことに留意すべきかをお示ししていただくことが本部会設置の目的である。

○資料1の2頁目の第2章の基本的な考え方の(1)~(5)を通して地域の振興とか再生という図になっている。資料2の60頁5行目に「プロセスを通じて,関係者が課題を共有し,その解決を検討していくことは,(中略)地域の振興・再生につながっていく」とあるが,合意形成を図りながら計画することが地域の振興・再生につながるのか,複合化を進めていくことによって地域の振興・再生につながるのか,といったことが言えるのだろうか。複合化を進めることは地域の振興・再生に寄与する、ということができれば積極的な意味になるのではないか。

●学校施設の複合化の実現に向けたプロセスを通じて,当該学校を取り巻く地域において少子高齢化が進行していることや,当該自治体の複合化に係る整備予算を含めた財政状況などを示すことで,地域の方々も地域の状況を把握していく。地域を良くするためにも,学校をより良いものにしようと地域の方々も一緒に考えるようになることが,コミュニティの強化につながり,さらには,地域の振興・再生へとつながっていく。こうしたことを期待して,このような文章案を提示させていただいた。

●複合化をする際には,学びの拠点を形成するとともに地域の振興・再生を目指して施設整備をしましょうというであるので,60頁5行目以下の文章は「複合化をする際には」というニュアンスを入れて61頁54行目に移動するという方向で調整したい。

―― 了 ――

 

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-- 登録:平成27年11月 --