資料4-1 幼稚園、特別支援学校における特有の留意点に係る学校施設整備指針の改正案について

幼稚園、特別支援学校における特有の留意点に係る学校施設整備指針の改正案について

■津波対策(幼稚園)
・緊急避難場所までの避難経路に避難階段を設ける場合には、段差の寸法や二段手すり等の工夫を施すことが重要である。

■津波対策(特別支援学校)
・非常時の避難経路は、できるだけシンプルかつ明確な動線とすることが重要である。また、児童生徒等が日常的に利用している経路と同一とすることが望ましい。
・非常時の円滑な避難のため、障害の種類、程度、特性に応じ、校舎等の出入口や屋内通路にスロープや手すりを設置するとともに、避難誘導のための機能や非常時の情報伝達についても検討し、総合的なバリアフリー対策を講じることが重要である。

■避難所対策(特別支援学校)
・災害時に福祉避難所として利用されることも踏まえた施設の整備を進めておくことが重要である。
・段差の解消、スロープの設置、手すりや誘導装置の設置など、バリアフリー化を進めておくことが重要である。
・多機能トイレを整備しておくことが望ましい。
・医療的ケアが必要な児童生徒等のため、停電時にも医療器具が使えるよう、安定的な電力の供給が可能な非常用発電設備等を設けておくことが重要である。
・避難者の居住スペースとなる部分には、冷暖房設備を整備しておくことが望ましい。

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