参考資料4-1 科学技術・学術審議会 第7回基本計画特別委員会における主な意見≪施設関連部分のみ抜粋≫
- 日時:平成21年10月16日(金曜日) 16時から18時30分まで
- 場所:文部科学省第2講堂
<世界的教育研究・研究開発拠点の形成」及び「科学技術・イノベーションの研究環境・基盤整備>
【施設設備の整備】
- 研究のアクティビティが高まるほど、スペース不足が深刻になる。老朽化施設の改修も必要だが、スペース不足を改善する手だても必要である。
- 大学の施設を一般的な箱モノと同じように扱うのは間違い。また、老朽再生や耐震補強など後追いばかりではなく、国際化や先端研究を考えるならば積極的な整備が必要。
- 高等教育機関に対する公的財政支出のうち、資本的支出が少ない状況は問題。
- 臨床医学研究のスペースが必要。特に大学病院所属の助教の基準面積はゼロで計算されており、改善するべき。
- 大学の環境整備の方向性として、例えば、大学のキャンパスそのものが低炭素社会実現のための諸施策・諸技術のショーケースとして機能し、学生に社会のサステナビリティについて考えるセンスを与えるなどの方法は非常に重要。