平成20年7月29日(火曜日)15時から17時まで
学士会館203会議室
(資料配布の確認等)
事務局より、取扱いに慎重を期す必要がある資料について「委員限り」としたい旨を申し出て、承認された。
(概要)
(1)事務局より、国立大学法人等施設整備に関する検討会における運営の在り方について説明後、検討。
○施設検討会に出席して発言することはよいが、自分の関係する法人の審査の際は発言してはいけないとはっきり書いた方がよい。
○省内の再発防止策の実施本部としっかりすりあわせていただきたい。
(2)事務局より、平成21年度国立大学法人等施設の整備方針(案)について説明後、了承された。主な意見は以下のとおり。
○整備内容と留意点の関係がわかりづらい。大学が分かるように少し詳しく説明した方がいい。
(3)事務局より、平成21年度国立大学法人等からの概算要求の状況について報告後、検討。
○総合研究棟は良い面と悪い面とあり、非常に使いにくい時もある。
○投資に対する効果をしっかりと説明していくことが必要。
○大学の施設担当部局と経営方針がきちんと対応しているかが問われている。大学において、あるべき論など方向性の議論もしていかねばならない。
○病院事業について、要求額が減っているが、借入れ能力の問題で大学にとって必要な事業が要求できなくなっていることはないか。
(4)事務局より、平成21年度概算要求事業の評価(案)について報告後、検討。
○全学的取組の評価をすることで、大学が意識は高まっている。さらに評価の方法を見直していくことが必要。
○目的積立金は中期目標期間を超えられず、施設整備の見通しが立たない。また補正予算に頼っている面もあり、計画が立たない。
(5)事務局より、平成21年度国立大学法人等施設整備における事業選定方針(案)について説明後、了承された。
(6)事務局より、平成21年度国立大学法人等からのPFI事業の概算要求の状況について報告後、検討。
○PFI事業は、文科省からの評価が良くても、手を挙げる業者がいないと意味がない。
○一時はPFIブームだったが今は冷え込んでいるという印象。
(7)事務局より、国立大学法人における施設マネジメントの取組状況について説明後、検討。
○スペースチャージの収入を本部が取り上げると、部局のインセンティブがなくなる。部局にもメリットがあるシステムを大学が作らないといけない。
(以上)
大臣官房文教施設企画部計画課