ポスト「京」重点課題推進ワーキンググループ(第6回) 議事要旨

1.日時

平成28年10月31日(月曜日)16時~18時

2.場所

文部科学省15F特別会議室

3.議題

  1. 平成28年度上期の「京」の利用状況および下期の計算資源再配分について
  2. 平成28年度進捗状況の確認方法について(非公開)
  3. 平成29年度資源配分の考え方について (非公開)
  4. その他(非公開)

4.出席者

委員

小柳主査,安達委員,宇川委員,大石委員,河合委員,栗原委員,白井委員

文部科学省

榎本参事官,工藤計算科学技術推進室長,澤田参事官補佐,塚本専門職

5.議事要旨

今回の議事概要は,個々の研究計画のかかわる事項が含まれるため,議題2,3,4部分が非公開。

小柳主査より本委員会の開会に当たっての挨拶。欠席委員の確認。
塚本専門職より,会議の公開について説明。議題2,3,4を非公開とすることを確認。

(1) 平成28年度上期の「京」の利用状況および下期の計算資源再配分について

塚本専門職より、資料1に基づいて説明。

主な質疑応答は以下の通り。
【小柳主査】  事務局案は、本委員会で一々議決せず、こういう方針で後は事務局がその各実施機関と相談しながら調整するということでよろしいでしょうか。先ほどの使用実績を見ると、萌芽的課題から未使用分を減らして、非常に逼迫しているところにプラスすることになりそうです。そのようにして、多少の柔軟性を持たせるという提案ですが、よろしいでしょうか。
【栗原委員】  従来でも100%を超えて使用しているところは、使ってないところがあるから多少オーバーしても認められたということなのでしょうか。
【小柳主査】  資源は後期の部分を前倒しで使っているという認識でよろしいですか。一般課題だと後期分を中で先取りして活用しているということですが、この場合は同じですか。
【工藤計算科学技術推進室長】  同じです。後期分を使っています。

【大石委員】  確認です。上期分についてはこのような結果であったということで、少し超えた分は下期分から利用するというのは柔軟でとてもよろしいと思います。小柳先生から萌芽的課題の方からと発言がありましたが、比率が1割ぐらいしかないので、むしろ下期の方を有効に利用するという理解でよろしいですか。
【小柳主査】  そうですね。パーセントだけしか見ていませんでした。全体の絶対量が少ないため、あげるほどの余裕はないです。ただ、萌芽的課題の間の調整はあり得るかと思います。
【工藤計算科学技術推進室長】  塚本が説明したとおり、もともと戦略プログラムでに一緒にやっていた実施機関同士は話がしやすい、融通が結構つきやすいと推測します。他方、それ以外は余りできないとして、その辺については事務局が間に入って、誘導することで、なるべく柔軟に、資源を有効活用できるという形を考えたいと思います。
【宇川委員】  確認です。重点課題の実施機関の間で相互に調整をして良い、してくださいということですね。
【工藤計算科学技術推進室長】  はい、そういう意味です。萌芽的課題についてはそういう意味だと今回、萌芽的課題は切り離します。
【宇川委員】  萌芽的課題は切り離してということですね。
【工藤計算科学技術推進室長】  はい。
【宇川委員】  何度もそのやりとりが発生すると、事務局側は結構大変になると予想しますが、そのあたりはどういうふうにお考えですか。
【工藤計算科学技術推進室長】  なるべく負担がない形になるようにということと、ひとえに研究開発なので、資源量については多かったり少なかったりということは起こり得ることだと思います。しかしながら、今年度上期の段階で、既に不足している、未使用があるという声が出るということは、当初の計画の見積り等についてもう少し工夫の余地があると推測します。当然、運用を自由にすれば現場は大変ですが、そこはそうなるべくならない、もう一つの組合せは、次以降の議題で少し御提案させていただきます。
【宇川委員】  分かりました。
【小柳主査】  どうもありがとうございました。よろしいですか。
では、そういう方針で、資料1の方針で再配分を考えるということで決定させていただきたいと思います。
議題(1)は公開でございますが、議題(2)以降は非公開での議論となりますので、傍聴の方は御退席をお願いいたします。

傍聴者退室。

(2)平成28年度進捗状況の確認方法について(非公開)

(3)平成29年度資源配分の考え方について(非公開)

(4)その他(非公開)

お問合せ先

研究振興局参事官(情報担当)付計算科学技術推進室

電話番号:03-6734-4275
メールアドレス:hpci-con@mext.go.jp

(研究振興局参事官(情報担当)付計算科学技術推進室)