(第一部)資料1-2 平成26年度HPCI戦略プログラム重点課題追加配分枠選定について

1. 評価方法
 平成26年度HPCI戦略プログラム重点課題追加配分枠について、外部有識者を加えたHPCI戦略プログラム推進委員会(以下、「推進委員会」という)において、課題選定を行うこととする。

2. 評価項目
 重点課題追加配分枠の課題選定における評価項目は、以下のとおりとする。
 (1) 成果の科学的又は社会的意義
   1) 見込まれる成果が、画期的な科学的成果又は、社会的課題の解決に資する成果であること。
   2) 見込まれる成果創出の実現可能性が高いこと。
   3) 「京」の能力を最大限利活用しなければ解決できない大規模計算が必要な研究課題であること。
 (2) 研究体制
   1) 見込まれる成果を創出するために、課題代表者を中心に研究実施者間で必要な研究体制を構築していること。
   2) 計算科学分野だけでは社会的課題を解決できない研究課題の場合、課題に関連する幅広い分野の研究者や企業等との協力体制を構築していること。
 (3) 準備状況
   1) これまでの研究開発において平成25年度までの目標を達成していること。
   2) 「京」の能力を最大限利活用しなければ解決できない大規模計算を実施する準備ができていること。
 (4) 追加配分の必要性
   1) 「京」の計算資源を追加配分することによる効果が見込まれること。
 (5) 総合評価
   1) (1)~(4)の選定項目の評価を踏まえ、総合的に評価し重点課題追加配分枠の計算資源を追加配分するに相応しいか判断する。

3. 選定結果の通知
 推進委員会による選定結果は、事務連絡担当者に対して通知する。

4. その他
 (1) 選定結果の公開等
   1) 推進委員会における選定は非公開とし、委員は研究課題の内容及び選定の経過を他に漏らしてはならない。
   2) 研究課題の選定後、HPCI計画推進委員会へ重点課題追加配分枠の選定結果について報告する。
 (2) 利害関係者の排除
   1) 分野マネージャは、分野を担当はしているが、HPCI戦略プログラム推進委員会委員として戦略プログラム全体の把握、提言・指導する立場であるため、担当分野の利害関係者とはならない。ただし、下記条件にあてはまる場合は、利害関係者となる。
   2) 申請研究課題の研究代表者、分担研究者、研究協力者等は、当該研究課題に対する評価に参加することはできないものとする。
   3) 委員は、利害関係を有すると自ら判断する場合には、該当する研究課題の評価を行わないものとする。

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