平成24年3月28日
文部科学省研究振興局
X線自由電子レーザー施設SACLA(以下「SACLA」という。)は、第三期科学技術基本計画における「国家基幹技術」に位置づけられ、ライフサイエンス分野やナノテクノロジー・材料分野をはじめとする幅広い科学技術分野において革新的な成果を創出することが強く期待される研究基盤である。SACLAは独立行政法人理化学研究所を中心として平成18年度より整備が進められ、平成24年3月に供用を開始した。
SACLAの完成後直ちに本格的な利用研究を開始するため、これまで、文部科学省に設置された「X線自由電子レーザー利用推進協議会」において、利用実験装置の整備に向けた予備的研究を実施するとともに、供用開始までの利用推進方策を定めた「X線自由電子レーザー利用推進方針」が取りまとめられた。
さらに、利用推進方針に定められた事項をより強力に推進するとともに、供用開始後の具体的な利用推進方策を定めた「XFEL利用推進計画」を着実に実行し、本計画に基づくSACLAの先導的な成果の創出と着実な利用促進を実施するために必要な事項を検討するため、X線自由電子レーザー利用推進戦略会議を設置する。
平成24年3月28日から平成29年3月31日まで
本会議の庶務は、研究振興局基盤研究課量子放射線研究推進室が処理する。
電話番号:03-5253-4111(内線4334)