革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)検討ワーキンググループ(第3回) 議事要旨

1.日時

平成22年4月21日(水曜日)17時~19時10分

2.場所

文部科学省16F特別会議室

3.出席者

委員

青木委員、安達委員、宇川委員、加藤委員、小林委員、善甫委員、高田委員、常行委員、土居委員、平尾委員、藤井委員、宮野委員、米澤委員、渡邉委員 (欠席委員:関口委員、福山委員)

文部科学省

磯田研究振興局長、倉持大臣官房審議官(研究振興局担当)、山脇振興企画課長、舟橋情報課長、飯澤学術基盤整備室長、井上計算科学技術推進室長、中井計算科学技術推進室長補佐

4.議事要旨

(土居議事整理役より開会発言)

(事務局より配布資料の確認)

(土居議事整理役)

  • 第2回議事要旨について、確認し問題があれば明日(22日)中に事務局へ連絡願いたい。

(井上室長)

  • 資料1に基づいてHPCIとコンソーシアムの構築について説明

(土居議事整理役)

  • 全般的な質問、意見はあるか。

(安達委員)

  • 関口委員の資料の計算機科学者のコミュニティが出てきていないので明確に位置付ける必要があるとの意見に賛同する。計算機科学としての大学を考えると計算資源提供機関、ユーザコミュニティどちらにも含まれない。位置付けを検討する際には考慮が必要である。

(藤井委員)

  • コンソーシアムは全てのユーザに対して開かれていることが重要である。P10のコンソーシアムとHPCIのイメージでは、戦略5分野以外のコミュニティからの意見を出すルートがないように感じられる。福山委員の資料にあるようにユーザコミュニティ機関に「学会等」を含める案に賛同するので、後ほどこの点を議論いただきたい。

(土居議事整理役)

  • 資料1をページ毎に議論、検討させていただく。

(土居議事整理役)

  • P1についての意見および議論、検討。
  • 特に意見はないので、P1について修正点は無く承認された。

(土居議事整理役)

  • P2についての意見および議論、検討。

(高田委員)

  • 修正をお願いするのではなく、産業界からの声として意見を述べたい。
  • 成果創出と社会還元がコンソーシアムの目的の両輪だと理解している。例えば成果創出し論文発表することは社会還元になるが、発表だけでは社会還元にならない場合もある。論文発表をもとに社会還元活動を行っているコミュニティからの意見をコンソーシアムに集約する仕組みを整備して欲しい。

(土居議事整理役)

  • P2については、上記意見を念頭におき、修正点は無く承認された。

(土居議事整理役)

  • P3についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • 共用と供用が混在している。共用に統一すべき。

(渡邉委員)

  • 質問がある。官・民の計算資源と連携と記載されているが、民とは何を想定しているのか。

(井上室長)

  • 将来的には民間の事業者による計算資源の提供サービスやクラウド的にソフトウェアを提供するサービスと連携することを、検討しておく必要があると意見があった。

(高田委員)

  • 会社には小規模なコンピュータがあり普段利用するソフトウェアがある。産業界としては、HPCIで利用できるソフトウェアと普段利用しているソフトウェアの互換性の確保やHPCIでの解析結果を持ち帰るための操作が簡単にできるようなソフトウェア的な連携を望んでいる。

(常行委員)

  • 垂直連携として、手元の計算資源を提供しないで連携するパターンはあるのか。その場合にHPCIの参加資格はあるのか。

(井上室長)

  • 各拠点の資源をゲートウェイしてHPCIへ参加するパターンもある。
  • 関口委員から、水平的連携は困難を伴うのでコミュニティ内に限定と制限する方が良いのではと意見が出されている。

(小林委員)

  • 今後検討していくために現状では制限しない方が良いと思われる。

(常行委員)

  • 共同利用で提供している計算資源は利用目的を持って導入されている。利用目的とは異なるHPCIに資源提供して良いのか。

(加藤委員)

  • 現在は検討ワーキングであり、コンソーシアム準備段階ではないので、現時点では制限しなくてよい。コンソーシアム準備段階で検討すべき内容だと考える。

(土居議事整理役)

  • 関口委員意見のコミュニティ内に限定する記述は行わないことにする。

(安達委員)

  • 官・民の記述では、大学の位置付けはどうなっているのか。産・官・学が良いのではないか。
  • P3は次世代スパコンとの連携を前提に記載されているのではないか。それならば3項目にも次世代スパコンと連携と明確に記載する必要があるのではないか。
  • 本来は次世代スパコンだけではなく、それ以外について検討するフレームワークにしておく方が良いと考えている。

(土居議事整理役)

  • 3ページの前半部分は、計算資源規模から考えて次世代スパコンを有効活用するために記述されている。後半部分は、全ての計算資源を公平に扱う意図で記述されている。

(宇川委員)

  • 学は既に7大学が共同利用されているので暗黙に含まれていると考えられる。
  • 4項目に記載されている状況に応じて柔軟に機能を変化させるに従い、計算資源の状況に応じて考えるのが良い。

(加藤委員)

  • 計算資源規模からは次世代スパコンが事実上中心に議論されるが、心は全ての資源を想定して議論すると考えれば修正する必要はないのでは。

(土居議事整理役)

  • 官・民については、修正せず記載通りとする。
  • P3については、上記議論を踏まえて修正点は無く承認された。

(土居議事整理役)

  • P4についての意見および議論、検討。
  • 特に意見はないため、P4について修正点は無く承認された。

(土居議事整理役)

  • P5についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • 「産業利用を見据えたSINET」の記載は、分かり難いのでカンマを入れるべきでは。

(土居議事整理役)

  • 「産業利用を見据えて、SINET」と記述することにする。

(善甫委員)

  • この記載は、将来の利用例として記述されているのか。

(土居議事整理役)

  • SINET4の運用が同時期に開始されるため、記載している。

(米澤委員)

  • ID管理システム整備の表現について、関口委員の指摘を踏まえて表現を変更する必要はないか。

(土居議事整理役)

  • 「共通」を修正しているので、当表記のままとする。

(渡邉委員)

  • 現状は大学等と共同研究を行っていないと企業はSINETを利用できない。将来は企業でもSINETを利用可能となるのか。

(安達委員)

  • 大学の基盤センターが企業利用を検討している状況で、その活動を阻害しないようにポリシーを対応させていく方針。次世代スパコンも同様に利用するならばSINETを接続して利用可能とする方針。

(土居議事整理役)

  • P5については、上記議論を踏まえ「産業利用を見据えたSINET」を「産業利用を見据えて、SINET」と修正する。

(土居議事整理役)

  • P6についての意見および議論、検討。

(青木委員)

  • 整備とあるがどのような計画なのか。

(井上室長)

  • ストレージについては、整備することは前提である。

(土居議事整理役)

  • コンソーシアム準備段階でストレージの規模等を検討する。

(宮野委員)

  • 前半2項目からHPCI計算結果の格納場所としてストレージ利用を検討されていると感じる。ライフ分野としては解析対象データの格納場所が必要である。この様な利用は可能なのか。

(土居議事整理役)

  • HPCIを利用して解析するデータならば格納することは可能である。
  • その様な利用方法についての記述内容は検討する。

(井上室長)

  • 2項目は大規模解析を念頭に記載しており、解析対象のデータを格納する場合として記述している。

(土居議事整理役)

  • 2項目では計算結果を解析対象として記述されているので、計算結果ではないデータを次世代スパコンで解析する場合が必要である。

(宇川委員)

  • 測定データの取り扱いについては検討が必要である。自動的に認めるのではなく、分野毎に事情が異なると思われるので、3項目にあるように各分野のニーズに応えるために分野毎に検討する必要がある。

(平尾委員)

  • 大量なデータ処理が必要になる分野は今後増えると推定されるため、個別に記載するのではなく3項目の記載に基づいて検討するのが良いのでは。

(土居議事整理役)

  • P6については、上記議論を踏まえて修正点は無く承認された。

(土居議事整理役)

  • P7についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • コンソーシアムとコンソーシアム準備段階は重なりが全くないのか、コンソーシアムの中にコンソーシアム準備段階が含まれるのか、どちらになるのか。
  • コンソーシアム準備段階は平成22年6月から、コンソーシアム本格運営が平成24年となっており、このページの「コンソーシアムにおいて検討」の記述では検討時期が明確にならない。

(井上室長)

  • コンソーシアムは、準備段階と本格運営からなり、P7のコンソーシアムは準備段階、本格運営両フェーズの意味である。

(土居議事整理役)

  • P7については、上記議論を踏まえて修正点は無く承認された。

(土居議事整理役)

  • P8についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • 「次世代」、「次の世代」と誤解し易い記述があるので「次の世代」を修正する必要があるのではないか。

(井上室長)

  • 関口委員意見の「世界最先端の次世代スパコンに関する技術検討」を追加したのだが、HPCIはソフトウェアや人材育成を含めたスーパーコンピューティング技術を検討すると幅広くした方が良いのでは。

(加藤委員)

  • 将来のスーパーコンピューティング技術が良いのでは。

(土居議事整理役)

  • P8については、上記議論を踏まえて「将来のスーパーコンピューティングの検討を行う」に変更する。

(土居議事整理役)

  • P9についての意見および議論、検討。

(藤井委員)

  • 例えば地方大学で良い研究をされている研究者が、コンソーシアムに意見を出す方法が不明確ではないか。

(加藤委員)

  • コンソーシアムの言葉の認識が異なっているのでは。ユーザを含めてコンソーシアムと考える方と運営組織としてのコンソーシアムを考えている方がいる。コンソーシアムは全てのユーザに開かれているが、P9のコンソーシアムは運営組織としてなので機関単位に構成されるのが相応しいのではないか。

(渡邉委員)

  • 運営は機関が責任を持って行う必要がある、個別の研究者はユーザ意見集約で集めるのではないか。

(加藤委員)

  • 1つのアイデアとしては、ステアリングコミッティが意見を集約する方法もあるのではないか。

(藤井委員)

  • ステアリングコミッティにユーザ意見の集約機能を含めることならば、それでも良いかもしれない。

(土居議事整理役)

  • ユーザ意見を集約させる必要があり、集約組織や方法については今後検討する。
  • P9については、上記議論を踏まえて修正点は無く承認された。

(土居議事整理役)

  • P10についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • HPCIユーザ(一般)はコンソーシアムの外に位置付けられるのか。コンソーシアムを運営組織と考えればその通りだが、全てのユーザに開かれているコンソーシアムになるのではないのか。

(青木委員)

  • ユーザコミュニティ機関にユーザが含まれており、コミュニティ内の意見集約が行われるのではないか。

(平尾委員)

  • コンソーシアムに記載がある計算資源提供機関は基盤センター等でユーザが所属している。所属する機関から意見が出てくるのであり、コンソーシアムの外側から意見が出てくるのは違和感がある。

(宇川委員)

  • コンソーシアムの外にHPCIユーザが存在するのは変で、ユーザの海の中に資源提供機関やコミュニティがあるのではないか。

(宮野委員)

  • 計算科学研究機構には様々な分野のハードユーザが存在するはずなので、HPCIユーザがコンソーシアムの外にいるのは違和感がある。

(加藤委員)

  • 広くユーザ意見を集約するイメージを絵に描くため、このようにコンソーシアムの外にユーザが居るような表現になったのではないか。

(土居議事整理役)

  • 新しい分野ができた場合には新しいユーザコミュニティ機関として追記していくのか、また分野にまではっきり固まっていない状態のHPCIユーザ群をどのように扱っていくのか議論が必要である。

(小林委員)

  • ユーザコミュニティ機関が形成される前のユーザは、基盤センターがカバーして行く。

(高田委員)

  • 産業利用の場合は、全ての産業の意見を集めることはできない、その他の意見が出てくることはある。

(加藤委員)

  • 現在HPCIユーザでない方、将来ユーザとなる方からの意見集約することは重要な問題である。HPCIユーザが外に存在するイメージに違和感がある。

(米澤委員)

  • ユーザ意見集約の機能は重要なので、HPCIユーザからの矢印を削除して、ユーザ集約機能は残すのが誤解を受けないイメージになるのではないか。

(高田委員)

  • 意見集約できる仕組みが作ってあれば問題はないのではないか。

(土居議事整理役)

  • P10については、上記議論を踏まえてユーザコミュニティーはHPCIコンソーシアムに包含されているため、上部の外側からの青い矢印は削除する。

(土居議事整理役)

  • P11についての意見および議論、検討。

(善甫委員)

  • 渡邉さんも先ほど仰っていたが、ユーザコミュニティとして産業界を想定するのであれば、産応協くらいしか考えられない。
  • 産応協は、ここで提示されている参画要件に入っているのかどうか。
  • 活動実績を有する、且つ意見集約機能もあるといった組織は、産応協くらいしかない。

(渡邉委員)

  • 産応協は、ここでいう機関には当てはまらないと思う。
  • ここでいう機関は、運用に責任がとれる機関を指していると考えている。

(善甫委員)

  • そういうことであれば、産業界からの意見はどこで反映すれば良いと考えているか。

(渡邉委員)

  • 例えば産応協の幹事会社であるとか、責任を担保できる企業が機関として参画すればよいのではないか。

(善甫委員)

  • 企業ごとに参画してしまうと、意見集約はできない。
  • 現状で意見集約する機能を有する機関が、ここに参画するべきではないか。

(渡邉委員)

  • 但しその機関が責任をとれるかどうかが重要なことである。

(加藤委員)

  • このWGで個別の機関の参画要件を議論すべきではないと考えている。
  • ここでは機関とは具体的に何を指すのかを取り決めていくべきかと。
  • 個別の法人を指すのか、それとも協議会等も含めた広義の機関を指すのか。
  • 後者と考えているが、皆さんはどう考えているか。

(渡邉委員)

  • 私も後者と考えているが、実際に公募をした際に産応協が応じられるかどうかを心配している。

(土居議事整理役)

  • 以上のような議論を踏まえて、産業界の意見の集約の場として、産応協を認めるということでよろしいかと思うが、如何か。

(常行委員)

  • コンソーシアム参画要件として、ユーザコミュニティ機関、HPCI計算資源提供機関の2つとして良いものか。
  • 公募した際、かぶっている機関は、どちらで応募するか迷うのではないか。

(土居議事整理役)

  • 多分かぶってくると思う。
  • 単に機能的に切り分けたということなので、提案する機関側で柔軟に考えて応募していただければよいかと思う。

(井上室長)

  • コンソーシアムの参画要件は、ユーザコミュニティ機関、HPCI計算資源提供機関としている。
  • またP9で、コンソーシアムの組織ということで、計算資源提供機関とユーザコミュニティ機関と構成されていると明確に言っている。
  • ここでP10のユーザコミュニティ機関は、黄色の雲のような表現をしており、これはここに示されている機関以外の個人、グループ等々を含んでいるということを表している。
  • お伺いしたいのは、ユーザコミュニティとしての参画は、個人なども含めるのか、それともここに書いてあるような具体的な代表コミュニティだけになるのかについて確認しておきたい。

(平尾委員)

  • 表題が「コンソーシアムとHPCIのイメージ」となっているが、これがコンソーシアムの運営組織であるならば個人等は入らないと思うが、コンソーシアム全体ということであれば、個人とかも入ってくるのだと思う。
  • 一方提案資源提供機関の方だが、ここに東京大学情報基盤センターが入るというのはそぐわないと思う。
  • 計算資源提供機関と書くのであれば、上段のコンソーシアムというより下段のHPCIに入るのではないか。
  • 更に計算資源提供機関内に書かれている独法などは、右側のユーザコミュニティ機関に入るのではないか。 

(宇川委員)

  • 下段のHPCIというのは、所謂ハードであり、その思いで情報基盤センタースパコンと明確に計算機を意識した書きぶりにしている。
  • 上段のコンソーシアムは、組織としての基盤センターおよび独法、企業を書いている。
  • 上段左側の計算資源提供機関とは言い方は若干相応しくないかも知れないが、実際計算リソースを提供するのは基盤センターであり独法であろうと。
  • また上段右側のユーザコミュニティ機関は、例えば物性研、分子研などはユーザを含めた機関であって、下段(HPCI)にそこが所有する拠点の計算機システムがあるというイメージでの整理である。

(加藤委員)

  • そもそもコンソーシアムという言葉の定義が、曖昧ではないか。
  • ユーザを含めた定義をしている場合とP11のように機関のみに限定して定義している場合とがある。
  • P11は誰が主体的に責任を持って検討するのかということを書いているので、明らかに準備段階を想定したコンソーシアムであり、きちんと整理したほうが良いのではないか。

(宮野委員)

  • そういうことも含めて準備段階で議論するということで如何か。
  • 参画要件に一般会員という言葉をつくるのかわからないが、ユーザとしての参画要件をどのように定義するのかといった議論を準備段階ですれば良いかと。
  • 幅広くユーザが参加できるようにした方が良いと私は思っているが。

(土居議事整理役)

  • P9でコンソーシアムの組織の中で機関が構成されているので、P11の表題を「コンソーシアムの組織への参画要件」としては如何か。

(加藤委員)

  • P11に記載されている内容は、準備段階におけるコンソーシアム運営組織に参画する要件である。
  • コンソーシアムの準備段階であると明確にわかるようにした方が良い。

(宇川委員)

  • P9の「コンソーシアムの組織」も準備段階における組織である。
  • P12の「具体的なコンソーシアム参画機関」の内容と矛盾が生じている。
  • コンソーシアムは、個人から機関まで広い範囲で構成されるものである。
  • またその運営となるとステアリングコミッティのようなものをコンソーシアムの全体が選んで、そこで案を作るといったイメージではないか。

(土居議事整理役)

  • イメージは一緒。
  • P13の「コンソーシアム準備段階の進め方」に向けて組織・機関を検討しているのだと。
  • そうするとP9とP11は、準備段階のことが書かれているので、このタイトルを修正すればよいということになるが、如何か。

(平尾委員)

  • P9は、「コンソーシアムの運営組織」とすればはまるのではないか。

(土居議事整理役)

  • 運営組織という表現は、全部へ影響するのでやめたい。
  • P9,P11の表題の頭に「準備段階における」という文言をつけてみては如何か。

(藤井委員)

  • 表題は、それで宜しいかと。
  • 将来のコンソーシアムの姿として、先ほど宇川先生が言われたイメージは、委員一同共通認識ということで宜しいか。

(土居議事整理役)

  • 宜しいかと。
  • それでは、P9とP11の表題は、それぞれ頭に「準備段階における」を補記することで決定とさせていただきます。

(井上室長)

  • P10のイメージ図は、準備段階かそれとも最終形か。

(土居議事整理役)

  • 最終形である。

(井上室長)

  • そういうことであれば、P8の「コンソーシアムの在り方」の次にP9のイメージ図をいれるというのが如何か。
  • その後をP9とP11の準備段階の資料とする。

(土居議事整理役)

  • それではP10のイメージ図は、最終形なので、P8の次とする。
  • P9とP11は準備段階の話なので、その後とする。
  • P11までについては、上記議論で承認された。

(土居議事整理役)

  • P12についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • 理研は運用機関か、それとも運営機関か。

(土居議事整理役)

  • 運用機関。
  • 「次世代スパコン運営機関(理研)」を「次世代スパコン運用機関(理研)」と訂正する。

(小林委員)

  • 参画機関として、登録機関は入らないのか。

(土居議事整理役)

  • 登録機関は、コンソーシアム参画機関としては考えない方がよろしいかと。
  • コンソーシアムの準備段階で検討した結果、法に基づいて登録機関が相応しいか、そうでないかを検討する。
  • その結果、相応しくないということであれば、法改正も含めて検討する。

(井上室長)

  • P12はコンソーシアムの最終形という認識でよいか。
  • そうであればこのスライドも前に持っていった方が良いかと。

(土居議事整理役)

  • P12については、上記議論により承認された。

(土居議事整理役)

  • P13についての意見および議論、検討。

(宮野委員)

  • 箇条書き2つ目にある「所属機関の利益に囚われず検討を行う」というのは、私の感覚からすると「何も検討をしない」と読めてしまうのだが、如何か。

(土居議事整理役)

  • 委員となる方には、所属機関を超越してやっていただき、機関としての権利の争いをやってもらっては困るということ言っている。
  • 何も検討しなくて良いということではない。

(藤井委員)

  • 内容的には賛成。
  • 書きぶりに問題があると思う。否定的な表現ではなく、「全体をきちんと見て、そこに有意義となるような検討を行う」といった感じが出るような肯定的な表現が良いのではないか。

(宇川委員)

  • 高い見地からといった際に、「何をもって高いとするのか」といった議論になり収拾つかなくなるのではないか。

(土居議事整理役)

  • やはり利益を追求して争いを始める方もいらっしゃるので、このような書きぶりにしている。趣旨については皆さん理解を得ていると思う。
  • 書きぶりについては、こちら預かりとして検討させていただく。

(平尾委員)

  • 準備段階といえ委員には、20~30人の方が立候補することが予想される。
  • 委員数が多くなると意見が交錯し円滑な運営ができないのではないか。
  • 従って委員数をここで限定した方が良いのではないか。
  • 例えば10名以下であるとか、10名程度とか。

(土居議事整理役)

  • 確かにその通りではあるが、どのようにして委員を選ぶか、何故10名程度なのかといったこと含めてWGでの議論としては難しい問題だと思う。

(米澤委員)

  • 委員の規模感を入れることは重要なことだと思う。
  • このWGでも10数名程度で意見が交錯する場面もあるくらいなので。
  • よって具体的に10名程度もしくは10名以下といった表現を、WGの最終報告書であるこの資料にきちんと盛り込むできではないか。

(加藤委員)

  • この時点で人数制限というか、制約を設定することも危険なのではないか。
  • 制限を設けないということには異論があるかもしれないが、制約を加えることの危険性も踏まえて盛り込むかどうかを議論すべきかと。

(平尾委員)

  • 重要なことは規模感とプロセスだと思う。
  • プロセスについては、委員会で作った素案をコミュニティ全体にフィードバックをかけて合意を得るといった。
  • プロセスについても記述しておかないと最終案としては厳しいのではないかと思う。

(宇川委員)

  • 委員に人数というのは大事である。
  • 10名を越える委員会は、運営上無理がある。
  • 10名というのは、1つの目安ではないか。

(渡邉委員)

  • 委員会は「10名程度を目安とし」としておき、「細則については計算科学研究機構で定める」としてはいかがか。

(土居議事整理役)

  • 機構は現時点で設立されている正式な機関ではないため、細則を任せることはできない。
  • 「10名程度を目安とし」くらいの文言をいれておくか。

(倉持審議官)

  • 意思決定を迅速に行うために、企画委員会的なものを少人数で設置し、それをコンソーシアムとして全体での合意を得る、という風に理解しているが、実際のイメージはどのような感じか。

(宇川委員)

  • 委員会は案を作る。
  • コンソーシアムは、その案を全体として合意し意思決定するということではないか。

(高田委員)

  • 意思決定するのが全体意見を反映したコンソーシアムであるのであれば、案を作る委員会に人数制限を設ける必要はないのではないか。
  • ユーザコミュニティや計算機資源提供機関から、委員を1名出していただくということでよいのではないか。
  • その委員で素案を作り、コンソーシアムという全体意見を集約する場で決定するということでよいのではないか。

(土居議事整理役)

  • 合意形成プロセスを二段構えにするということですね。

(加藤委員)

  • 二段構えにするという案は良いとは思うが、この委員会で概算要求をするためのものを作るとなると、スケジュール的に無理があるのではないか。
  • いずれにしてもWGの委員全員の理解が同じであるから、文言だけの問題であれば、このままでよいのではないか。

(平尾委員)

  • 「利益に囚われず」という文言を明確に記載しているのであれば、人数制限を設ける記述をしても差し障りはないのではないか。
  • 委員会では、実質的に議論して前に進めていかなくてはいけない。
  • よって「10名程度を目安とする」といった文言を明確に記載すべきではないか。

(土居議事整理役)

  • 箇条書き2つ目に、「10人程度を目安とし」を挿入し、「当該委員会は、10名程度を目安とし」として、「所属機関の利益に囚われず」という点についてはもう少し表現を柔らげることで合意したとします。

(土居議事整理役)

  • P14についての意見および議論、検討。

(平尾委員)

  • 1つ目に記載されている「次世代スパコン拠点の在り方」というのが何を指しているのか理解に苦しむ。
  • 次世代スパコンをどのように利用するのかということかと思うが、そういう意味だと後述されている「次世代スパコン拠点」に包含されているのではないか。
  • また「在り方」というのは色々な意味に解釈されてしまうので、ここで記載する適切な表現とは思えない。
  • よってこの記載は不要なのではないか。

(土居議事整理役)

  • 皆さん同意見のようですので、「次世代スパコンの在り方」という記載は削除することとします。
  • その他ございますか。

(加藤委員)

  • 「コンソーシアム中核組織」という新しい表現があるが、どういう意味か。

(土居議事整理役)

  • 多分2回目の検討会の資料の表現が残っているのかと思う。
  • 「コンソーシアム中核組織」というのは、「次世代スパコン拠点」である「計算科学研究機構(仮称)」とP10のイメージ図では作られているので、これはとってしまうということで宜しいか。

(倉持審議官)

  • 宜しい。

(土居議事整理役)

  • その他意見はないか。
  • P14については、「次世代スパコン拠点の在り方」と「コンソーシアム中核組織」の2点を削除するということとする。

(土居議事整理役)

  • P15についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • 「登録機関との関係」とあるが、関係とは具体的に何を指すのか。

(井上室長)

  • これは「HPCI利用手続き、ユーザ支援」とあるように、次世代スパコンの利用手続きについては、共用法にて登録機関と明示されている。
  • 次世代スパコンの利用手続きは登録機関と定められているが、それとのHPCIの利用手続きとの関係をここでは記載している。

(土居議事整理役)

  • 了解した。
  • P15については、上記議論を踏まえて修正点はなく承認された。

(土居議事整理役)

  • P16についての意見および議論、検討。
  • 検討課題として「計算機科学」という文言をどこに入れるとよろしいか。
  • P8の最終行を「将来のスーパーコンピューティングの検討」としたが、この後に「計算機科学と計算科学の融合」といった文言を入れるということでよろしいか。

(委員一同)

(土居議事整理役)

  • 計算機科学については、P8に「計算機科学と計算科学の連携」といった文言を記載することで検討することとする。
  • P16に戻って、意見はあるか。

(高田委員)

  • 人材育成について、「アカデミアと産業界」という文言を追記させていただいた立場として説明をしておきたい。
  • 大学の先生方が考えている人材育成と産業界で考えているそれとは必ずしもオーバーラップしているわけではない。オーバーラップしている部分もあるが。
  • 分野2や分野4では、ここを念頭において人材育成の議論をしている。
  • コンソーシアムで人材育成を検討する際にも、このようなことを念頭において検討していただけるよう追記をお願いした。

(加藤委員)

  • 記載する必要はないと思うが確認の意味で伺いたい。
  • ここに記載されている検討課題以外にも準備段階において検討すべきと思える課題が出た際は、検討しても良いと思ってよろしいか。

(土居議事整理役)

  • よろしい。その他意見がありますか。
  • P16については、変更なしということとします。

(土居議事整理役)

  • P17についての意見および議論、検討。

(加藤委員)

  • 平成22年、平成24年と記載されており、平成23年の記載がないことに違和感がある。
  • 平成23年は何もしないということか。

(井上室長)

  • 平成23年は、準備段階を継続して行うということであり、何もしないということではない。

(土居議事整理役)

  • 「6月中旬 コンソーシアム(準備段階)発足」の2つ目に「平成23年度中を目処に本格運営段階に必要な体制を整備」とあるように準備段階を継続していると認識していただきたい。

(加藤委員)

  • 承知した。

(土居議事整理役)

  • P17については、修正点はなく承認された。
  • その他、全体を通して何かあるか。

(米澤委員)

  • そもそもコンソーシアムは、国・政府に対して、例えば予算などどのように関係いくのか。コンソーシアムの言い値で決まるものなのか、そうでないのか。このまとめの資料に盛り込むかどうかは別として考えておくべき事項と考える。

(土居議事整理役)

  • (次世代スパコンにおける国と戦略委員会の関係や意志決定プロセスについて説明)
  • コンソーシアムについても国費を投入する訳なので、必ず上位組織があると考えた上で、そこが政務三役と詰めていき議論されるというプロセスがあるのかと。
  • そういう認識でよろしいか。

(倉持審議官)

  • 重要な事項と認識している。
  • 政府の中の議論でコンソーシアムというものを作るのが良いということになった。
  • 政府関係では様々な委員会が設置されており、そことコンソーシアムとの関係をどのように整理していくかというのは、政務3役とも相談しながら、今後検討していく。
  • コンソーシアムでの議論をベースとして予算要求していくわけだが、そうはいっても予算にも限りがあるので、すべての要求が通るというわけではない。
  • その他の意思決定のメカニズムとの関係については、今後検討させていただきたい。

(渡邉委員)

  • P17のコンソーシアム本格運営段階へ移行は、平成24年4月でよろしいか。

(井上室長)

  • あくまで「目安」としてのスケジュールではあるが、平成24年11月の共用開始とともにHPCIも運用開始することを目処としており、それに向けての利用者選定など色々な手続きの準備も必要であろうということで、平成24年4月に本格運営段階の開始としている。

(藤井委員)

  • P8では、コンソーシアムの最終形として「全てのユーザに開かれている」と公平性が担保されているが、資料の大部分がコンソーシアムの準備段階について記載されており、そこでは一定の機関に限定しているように見える。
  • 公平に全てのユーザに開かれたコンソーシアムに思えないと感じてしまう方がいるかもしれないが、いかがか。

(加藤委員)

  • 資料にクロージングスライドとして、夢のあるイメージ図をいれれば良いのではないか。

(土居議事整理役)

  • P10のイメージ図を見て、公平に全てのユーザに開かれていると思っていただけるかどうかに尽きると思う。
  • 以上で議論を終えたいと思うが、いかがか。

(井上室長)

  • 欠席委員の福山先生より頂戴している事項について確認したい。
  • (委員資料2に沿って説明)

(土居議事整理役)

  • 学会等については、ユーザコミュニティについて議論されたことに基づいて書かなくて良いということとなっている。
  • P8に「計算機科学と計算科学の連携」について追記したことにより、福山先生の意見も反映されているかと。
  • 以上でよろしいか。
  • 本日の議論を総括して、「利益に囚われず」という表現をより適切な表現にするということと、「計算機科学と計算科学の連携」を追記すること等については、主宰者である中側副大臣より指名いただいた私に一任させていただきたいと思うがよろしいか。

(委員一同)

(土居議事整理役)

  • それでは、中川副大臣から依頼されたグランドデザイン作りについては、本日の資料を修正し、それを最終形として完了とさせていただく。

(事務局)

  • 最終版については、委員の皆様へメールさせていただく。
  • 今後は、このWGの検討結果を幅広く産学のユーザコミュニティ関係者等に説明し、意見交換を行う会を開催する予定です。日程は、5月11日に大阪、5月14日に東京。
  • その上で、5月中旬に文部科学省としてHPCI及びコンソーシアムの在り方等について決定し、6月にはコンソーシアムの準備段階を発足させていただく。

(土居議事整理役)

  • 意見交換会の結果次第では、中川副大臣とも相談させていただいた上で、改めてこの検討WGを開催する可能性もあるが、その時はまた協力いただきたい。

(土居議事整理役より閉会発言)

 

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