4.人材育成の在り方

 次期学術情報ネットワークの構築に際して、大規模ネットワークの運用を行う技術者やソフトウエア開発を行う人材の育成が必要。

 これまで、学術情報ネットワークは、情報基盤センターや大学共同利用機関等の若手研究者や技術者の協力を得て、その構築や円滑な運用が図られてきたところであり、若手研究者や技術者のスキルアップにも結びついている面もある。

 こうしたことが、ネットワークを支える研究者や技術者の人材育成にも繋がっていることを踏まえ、次期学術情報ネットワークの構築に際して、大規模ネットワークの運用を行う技術者を育成するため、学生や若い技術者などに対する実地教育の場として位置付けていくことも考えられる。また、次世代への投資として、ソフトウエア開発を行える優秀な人材を育成する必要がある。

 国立情報学研究所においても、コミュニティの中核として、人材育成の企画に積極的に関わっていく必要があり、こうした面においてもオープンフォーラムの活用が考えられる。また、オープンフォーラムが人材育成の場として機能することができれば、大学等にとっては大きなインセンティブになると考えられる。

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