次世代スーパーコンピュータ戦略委員会の設置について

平成20年11月18日
文部科学省 研究振興局

1.設置の趣旨

  次世代スーパーコンピュータプロジェクトは、計算科学技術をさらに発展させ、広汎な分野の科学技術・学術研究及び産業における幅広い利用のための基盤を提供することにより、我が国の競争力強化に資するとともに、材料や医療をはじめとした多様な分野で社会に貢献する研究成果を挙げること、並びに、我が国において、継続的にスーパーコンピュータを開発していくための技術力を維持及び強化することを目的とし、平成18年度に開始されたプロジェクトである。
 本プロジェクトがその目的を達成するためには、研究開発を着実に進めるとともに、次世代スパコンの完成後をにらみ、その利活用のあり方を検討することが重要であり、昨年11月に科学技術・学術審議会のもとに、次世代スーパーコンピュータ作業部会を設置し、その基本的方針を検討してきたところであるが、今般、その具体について検討するため、次世代スーパーコンピュータ戦略委員会を設置する。

2.検討事項

  • 1.戦略分野、戦略目標の設定
  • 2.一般的利用(教育枠、産業枠)の制度設計
  • 3.資源配分の検討
  • 4.登録機関の業務内容の検討
  • 5.関係機関との連携のあり方検討
  • 6.利用料金の方針検討
  • 7.戦略プログラム全体の研究教育の進捗状況の把握・評価
  • 8.戦略分野間の研究費の配分計画の策定
  • 9.その他

3.構成及び運営

  • 戦略委員会は、研究振興局長の私的諮問機関として設置する。
  • 戦略委員会は原則公開することとする。
  • 戦略委員会の構成員は、別紙(※次世代スーパーコンピュータ戦略委員会 名簿へリンク)のとおりとする。

4.設置期間

  平成20年11月25日~平成29年3月31日

5.庶務

  戦略委員会の庶務は、研究振興局情報課が処理する。

お問合せ先

研究振興局情報課スーパーコンピュータ整備推進室

(研究振興局情報課スーパーコンピュータ整備推進室)