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5.契約・予算配分
   ○契約方式
   
契約方式
       開発の実施にあたっては、
   ・成果の帰属の明確化(日本版バイドール法適用)
   ・実施の責任の明確化
   ・参加の容易性
を実現することが重要であり、原則、JSTと開発代表者が所属する機関との委託契約とすることが適当である。



   ○予算配分方式
   
資金の流れ
          本プログラムについては、複数の機関が参加することを想定しており、チームリーダーのリーダーシップが強く求められる。このためには、チームリーダーに責任と権限を与えていく必要があることから、JSTとチームリーダーが所属する中核機関が契約して中核機関に予算を一括して配分し、参画機関へは中核機関が再委託する方式をとることが望ましい。
   ただし、中核機関やチーム構成が予算配分手続を実効的に行うことができない場合や、予算を一括に配分するのではなく開発の進捗状況に応じて適時配分することが特に望ましい場合には、チームリーダーの決定に基づいて、JSTが予算配分機関として、個別に参画機関と契約して配分する方式も採用できるものとする。
   なお、資金管理、委託契約の締結にあたっては、年度当初からの執行、年度を超えた実施が可能となるよう、最大限柔軟な運用を確保する。



   ○経費の使途
   
経費の使途
          経費の使途については、以下のようなものとすることを考慮すべきである。

   ・ 加工費、材料費等消耗品等、周辺技術開発費の他、ポスドク等の人件費についても充当できるものとする
大型の設備・装置の購入は原則不可とする(必要な場合はリースで対応するものとする。)

   なお、加工等の実施については、卓越した加工技術を有する企業等が参加できるように配慮する必要がある。また、世界初の機器が開発されることを前提に、その性能実証や十分な活用が図られるために必要な研究試験の実施に必要な経費についても適切な範囲で使用できることとする。




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