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表彰の分野について、事務局が整理した日本学術会議の「自然科学分野別分類」による分類とは別に、物理、化学、生物、工学、医学の分類もある。
また事務局案の表彰対象でサイエンス等の掲載とあるが外国誌でなければならない理由はなく、学術雑誌での掲載で良い。
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顕彰によるインセンティブは、科研費の要求に対して有利にすること、配分の際に参考にすることも考えられるが、どのような委員、審査会で審査されて受賞したかがインセンティブになるので、周囲に受け入れられるインセンティブが好ましい。
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若手表彰は、心理的応援であることの扱いで良いのではないか。成果に対する顕彰と、これからの可能性に対する応援は別である。若手について、多少分野が偏っても、完全な公平審査は限度があるので、大胆なやり方で良いのではないか。 |
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表彰対象について、実用化を要件とすることは難しい。将来、科学技術に貢献する、良い効果が期待できるもの、あるいは全く新しい発想を創出したものとすべきで、対象年齢については、35歳では指導教官との関係が切断できないので40歳位がよいのではないか。
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表彰対象要件として、雑誌への成果掲載にするとエスタブリッシュが良く理解できない。賞の対象者の要件に「日本を将来担う人材」とした場合、どのような人材を指すのかをはっきりさせることが必要。また、公正に選考する仕組みをどのようにしてつくるかが課題である。
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審査は、本委員会の下に分科会をおいて行ったらどうか。 |
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学会の新人賞、功労賞等の受賞者の推薦が期待できる。 |
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若手の顕彰の対象年齢を一律に35歳にすると無理がある。 |