政策評価に関する有識者会議(第56回) 議事要旨

1.日時

令和4年3月29日(火曜日)11時~12時

2.場所

WEB会議(Zoom)

3.議題

  1. 令和4年度文部科学省政策評価実施計画(案)について
  2. 政策評価・EBPMの取組状況について
  3. その他

4.有識者委員からの主な御意見

1. 令和4年度文部科学省政策評価実施計画(案)について

○文部科学省より資料1に基づき、令和4年度文部科学省政策評価計画(案)について説明があった。委員からは特段質疑はなかった。
 

2. 政策評価・EBPMの取組状況について

○文部科学省より資料2-1~2-3に基づき、政策評価・EBPMの取組状況等について説明があった。その後、質疑応答がなされた。
委員からの主な意見は以下のとおり。

(長我部委員)
・第3期スポーツ基本計画の12の施策と6つの目標設定は紐づけされているのか。
 
(林委員)
・政策の特性等に応じた多様な評価方法のベストミックスについて、具体的にどのような議論が行われているのか。
・「アジャイル型政策形成・評価」について、行政改革推進本部事務局や文部科学省においてどのような議論がされているのか。
 
(湯浅委員)
・作成したロジックモデルについて、ピアレビューのような形で部局を超えてお互いに検証し合ったり学び合ったりすることで、ロジックモデルを改善していくのがよいのではないか。
 
(南島委員)
・文部科学省の中で、どういう評価の在り方がいいのかということを議論するためには、足らざるところはどこか、それをどう補うかという観点が重要である。そのために「アジャイル型政策形成・評価」や評価手法の「ベストミックス」をどのように活用していくのかを検討するべき。
・ロジックモデルの資料については、文部科学省として統一的な形で作成すべきではないか。ロジックモデルは汎用的な説明枠組みであるから、比較可能な形での一覧性を持たせることも重要である。
・重要なことは文部科学省として施策の完成度を高めることである。このためにロジックモデルを活用することが考えられる。例えば、インプット、アクティビティ、アウトプット、アウトカムのどこに弱点があるのか、それを補強するためにはどうしたらよいのかという観点での活用が考えられる。
 
(杉谷委員)
・ロジックモデルの活用機会が少ないのはなぜか。ロジックモデルの作成は、施策の完成度を高めることに重点があるということに対する相互理解を省内、省庁間でも共有するべき。
 

3. その他

○文部科学省より資料3に基づき、令和4年度政策評価に係る主なスケジュールについて説明があった。委員からは特段質疑はなかった。
 

以上
 

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