資料3 円卓会議参加企業・大学に期待される自発的なアクションのイメージ

<参加企業>

イノベーション「人財」育成に関し、博士・修士課程教育の充実に向けて産学協働による支援を実施、また、そのような充実した教育プログラムを修了した学生の学修成果を積極的に評価、採用

(主な取組例)

  • 博士・修士課程段階で実施するPBL等への企業人の講師派遣、博士・修士課程を活用した社員教育システムの構築
  • インターンシップの受入れ学生数の増加、受入れ期間の長期化
  • 企業も参加した場での博士・修士課程で学ぶ学生の研究発表の場の創設
  • 学修成果の尊重と質の保証を前提とした博士(理系)、 修士(文系)の積極的な採用  など

グローバル「人財」育成に関し、海外留学等を通じて国際コミュニケーション能力や国際経験を得た学生の学修成果を積極的に評価、採用

(主な取組例)

  • 留学生や海外派遣学生に対する奨学金等支援の充実
  • 学生が安心して留学できるよう留学経験を採用活動時に適正に評価する旨明示
  • TOEICやTOEFL等のスコアを基準として、一定以上の語学力があることを採用条件の一つとして明示  など

社会のニーズを踏まえた大学の学部教育の充実とこれに対する理解と支援に関し、大学における学生の学修活動が十分確保される環境確保に向けた取組の充実及びこれらの「人財」の活躍の場の確保

(主な取組例)

  • 震災の状況を踏まえた採用枠の拡充・採用時期の弾力化
  • 学部1~2年段階で実施するPBL等への企業人の講師派遣
  • インターンシップの受入れ学生数の増加、受入れ期間の長期化  など

<参加大学>

イノベーション「人財」育成に関し、博士・修士課程教育について、産学協働により世界に通用する教育プログラムを策定・実施し、産学官問わず社会を牽引できる「人財」育成に向けた取組の徹底

(主な取組例)

  • 新しい社会の構築に向けて、新しい価値や成長モデルを創造することができる人材の養成
  • 社会の状況や事象を、高度な専門性と幅広い知識に基づき、的確に捉え、分析し、発信し、危機管理を含め社会を牽引する人材の養成
  • 企業の協力を得たPBL科目の充実など博士・修士課程をはじめとした大学教育の質の更なる向上に向けた取組の充実
  • 社会人の博士・修士課程での学び直しへの対応  など

グローバル「人財」育成に関し、国際展開する企業や国際機関等で活躍できる「人財」の育成を目指し、異文化理解、語学教育の充実・留学生の派遣/受入などの取組の徹底

(主な取組例)

  • 英語によるコミュニケーション能力の飛躍的な向上や異文化に対する理解力の育成など、グローバル化に対応したカリキュラムの充実
  • 日本人学生の海外留学を大幅に増加させるための組織的な取組等の積極的推進
  • 一定の数値目標を定めた留学生の受入れ促進  など

大学の学部教育の充実とこれに対する理解と支援が産業界及び地域から十分得られるよう、「exciting」な学部教育の実施により学生が真に切磋琢磨し合う教育を充実させるなど、大学教育の質を更に向上

(主な取組例)

  • 社会ニーズを踏まえた実践的な教育の強化
  • 厳格な成績評価や卒業認定などを通じた学生の質の保証の徹底
  • 教員の教育力の向上や、教育実績に対する評価の確立  など

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高等教育局専門教育課