2040年を見据えて社会とともに歩む私立大学の在り方検討会議設置要綱
令和7年2月21日
文部科学事務次官決定
1.趣旨
日本社会において急激な少子化が進む中、科学技術力の向上や地方創生などの諸課題に対して、日本の高等教育を支える私立大学が、教育研究の質を高め、地域や経済界をはじめとした関係者と協働しながら、人材育成を充実し、それぞれの役割をますます果たすことが期待される。
中央教育審議会では、2040年の社会を見据えた高等教育の在り方について議論が重ねられ、この度「我が国の『知の総和』向上の未来像~高等教育システムの再構築~(答申)」がとりまとめられた。この答申の方向性に基づき、私立大学を取り巻く環境の変化を見据えながら、私立大学の振興に向けて、私立大学に期待される役割を明確化し、その役割を果たしていくための具体的な方策等に焦点を当てて検討するため、本会議を設置する。
2.検討事項
(1) 地域の人材育成に向けた私立大学の役割や関係者との協働の在り方等具体的な方策
(2) 国際競争力の強化に向けた私立大学の役割や関係者との協働の在り方等具体的な方策
(3) 急激な少子化を見据えた大学経営の在り方
(4) 私立大学における教育・研究の質の向上について
(5) その他
3.構成員等
(1) 本検討会議の委員は、別紙に掲げる者とする。
(2) 本検討会議には、必要に応じて、別紙以外の有識者を参画させることができる。
4.実施期間
令和7年2月21日から令和8年3月31日まで
5.その他
この検討会議に関する庶務は、関係局課の協力を得つつ、高等教育局私学部私学行政課において処理する。