平成29年10月31日
高等教育局医学教育課
このたび、全国の看護系大学が学士課程における看護師養成教育において共通して取り組むべき内容を抽出し、各大学のカリキュラム作成の参考として示した「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」が策定されましたので公表いたします。
昨今の看護系大学の急増に伴い、教育水準の維持向上が課題となっており、また、地域包括ケアシステムの構築、多職種連携・チーム医療の推進、更なる医療安全の要請等の社会の変化に対応し、看護師として必要となる能力を備えた質の高い人材養成が必要となっています。
これを受けて、平成28年10月に設置された「大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会」において、大学の学士課程における看護師養成教育の充実と社会に対する質保証に資するための「モデル・コア・カリキュラム」の策定に向けて議論を重ね、パブリックコメントの結果も踏まえて、「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」が取りまとめられました。
多様なニーズに応えるべく、学生が卒業時までに身に付けておくべき必須の看護実践能力について、その修得のための具体的な学修目標を提示。
看護教育係
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