「人材需給ワーキンググループ取りまとめ」について

平成29年4月12日
高等教育局専門教育課

文部科学省は,経済産業省と共同して開催した,「人材需給ワーキンググループ」において,平成28年8月に策定された「理工系人材育成に関する産学官行動計画」に基づき,政府が実施する産業界のニーズの実態に係る調査結果の分析及び産業界の将来的なニーズに係る議論を行うとともに,理工系人材の質的充実・量的確保に向けた対応策を検討し,このたび「人材需給ワーキンググループ取りまとめ」を策定しました。(同時発表:経済産業省)

 1.背景・経緯

文部科学省は,経済産業省と共同して開催した「理工系人材育成に関する産学官円卓会議」(以下「円卓会議」という。)において,平成28年8月に取りまとめた「理工系人材育成に関する産学官行動計画」に基づき,同円卓会議の下に「ワーキンググループ」を設置し,これまでに3回開催しました。

ワーキンググループにおいては,AI等の成長を支える数理・情報技術分野を担う人材育成について,第4次産業革命の進展により,将来,当該分野の技術者が圧倒的に不足すると指摘されていることから,当該分野を重点分野とし,このたび具体的な実現方策として「人材需給ワーキンググループ取りまとめ」を策定しました。

本取りまとめを本年5月下旬に開催予定の円卓会議に報告するとともに,着実に実行していくことで,理工系人材の質的充実・量的確保に努めてまいります。


2.人材需給ワーキンググループ取りまとめの項目

(1)産業界のニーズの実態に係る調査に基づく需給マッチング
   <1>人材需給マッチングを推進するための仕組みの構築
   <2>社会ニーズに対応する教育環境の整備
(2)産業界が求める理工系人材のスキルの見える化,採用活動における当該スキルの有無の評価
(3)産業界のニーズを踏まえたカリキュラムの提供
   <1>大学等における社会人の学び直しの促進
   <2>未来の産業創造・社会変革に対応した人材育成

お問合せ先

高等教育局専門教育課

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