資料4 薬学系人材養成の在り方に関する検討会(第7回)での主な意見(入学に関する事項)

  • 委員のほとんどが規制緩和によって増えた定員数についての危機感を持っている。一番に議論する必要がある
  • 1期生の留年生が2500名程度。入学試験の実質倍率が低く、かなり無理して入学させている、なかなか授業についていけない、などが考えられるが、留年を問題にするよりも、アドミッションをどうするかということが一番大きな問題ではないか
  • 薬学を目指してきて結局全うできない者をどうすべきか。大学も、学生をなるべく進級させようとして、進路変更の適正の見極めが遅れてしまうということもあるのではないか。
  • どの大学も自主的にかなり大幅に定員削減をしないといけない。経営が成り立たないのであれば、思い切って定員を下げて、授業料を上げて、経営は何とか成り立つようにするなど、そのぐらいの問題を考えないといけない
  • 学生の学力低下は明らかで、それに対して低学年の導入教育をいかに充実させていくかということが各大学の大きな課題ではないか
  • 薬学部大学数の増加、質の低下の問題について、大学人が強いリーダーシップで引っ張っていくべきである

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