参考資料4 実地調査実施要領

 1.目的

歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告及びヒアリングを踏まえ、各歯学部の現状、対応状況を把握・分析することを目的に実地調査を実施する。

2.実施時期

平成23年1月~3月

3.実施校の決定方針

次のいずれかに該当し、提出書類、あるいはヒアリングでは不明であった点について、学生からの意見聴取や臨床実習等見学を通して確認する必要があると判断された歯学部。

(1)第1次報告への対応がきわめて不十分である。

(2)第1次報告に関連する項目の状況に問題がある。

(3)その他、特に実地調査において確認することが必要な事項がある。

4.進め方

(1)大学毎に、議事進行を務める主査を決定

(2)実施時間:3.5時間程度

時間

事項

9時00分~9時10分

10分

集合・大学関係者への挨拶

9時10分~9時30分

20分

打合せ1(ヒアリングでの指摘事項等を踏まえ、授業見学と学生面談での確認事項の整理)

9時30分~10時15分

45分

授業見学1(臨床実習)

10時15分~10時35分

20分

授業見学2(講義、シミュレーション実習など)

10時35分~10時45分

10分

休憩(時間調整含む)

10時45分~11時30分

45分

学生との面談

11時30分~11時45分

15分

打合せ2(学部長等との意見交換で確認すべき事項の整理)

11時45分~12時15分

30分

学部長等との意見交換

12時15分~12時30分

15分

打合せ3(実地調査結果のまとめ)

計  210分

 

※上記日程は、モデルであり状況に応じて時間割等は適宜変更可とする。

5.学生面談の対象者

対象者の選定は大学に一任する。(3、5年次2名程度ずつ)

6.共通的に確認する資料

直近の定期試験の問題(答案)、成績分布

シラバス、臨床実習の評価に係る資料

7.確認事項(例)

以下の点について、提出書類やヒアリング結果を踏まえて質問事項を整理

○学生面談                  

教育内容や方法に関する問題点        

教員組織に関する問題点           

成績評価及び卒業判定の状況         

国家試験に関する指導の状況

○授業参観

授業内容及び方法について

授業運営、進行について

学生の質について

○臨床実習

臨床能力の評価方法

診療参加型臨床実習の取組状況

協力患者数の確保方法

8.実地調査後の対応

実地調査の結果は歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議フォローアップ小委員会及び歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議に報告する。

お問合せ先

高等教育局医学教育課

医学教育係
電話番号:03-6734-3306

-- 登録:平成23年06月 --