資料7

医学・歯学モデル・コア・カリキュラム改訂版および今後の検討課題等について(案)

1.モデル・コア・カリキュラム(以下、コアカリ)の製本・周知について

○製本

  • 医と歯で別冊子の方が利用に便利か。
  • 構成(案):コアカリ本体プラス改訂の新旧対照表(必要部分のみ)プラス索引(改訂したもの)。

○周知方法

  • 教員・学生が冊子を手元に置き常時参照可能とすることが重要。各大学に冊子(数部)を配付するとともに、各大学で印刷するために、文部科学省・共用試験実施評価機構等のHPに電子媒体で掲載。
  • 学生の履修状況把握、教員の利用に便利な体裁として工夫した電子媒体で配付することも考慮。
  • 改訂作業の進捗状況によっては、共用試験の冊子添付のCDに収録することも考えられる。
  • 大学経由で関連教育病院等への周知依頼。
  • その他周知すべき関係各機関・組織への周知(文部科学省関係、厚生労働省関係、医学・医療関係諸団体、地域医療機関、入学者選抜の観点から高等学校も)。

○改訂後のコアカリの扱い(どの学年からの適用が望ましいか。共用試験への反映時期等)。

2.コアカリの英訳について

3.全面改訂に向けた準備(文部科学省)

○基本的な方向・方針

  • コアカリ作成の基本理念は堅持(大項目等の基本骨格の大幅変更はしない、必要最小限の内容、授業科目設定基準ではなく、教育内容ガイドラインであること)。
  • 重複を避けるとともに、膨大な教育内容を精選する基本理念に基づき、量的に増やすことのないよう厳選すること(むしろ量的に過剰であるので削減の方向は可能か?)。
  • 従来の記載の仕方(・・を説明できるなど)から、具体に実施できる等の記載とすること。
  • 社会の要請、学問・医療の進歩に対応すること。
  • 共用試験との関係を明示すること、また、国家試験出題基準・臨床研修の到達目標等との整合性を確保すること(共用試験(CBT,OSCE)、国家試験に出題される到達目標等に印を付けるなどの工夫)。技能・態度(共用試験OSCE、臨床実習終了時OSCE等)評価項目の明確化も必要。

○準備の開始時期、作業手順

  • 基本方針を決定した上で、改訂版公表時期を設定して具体の作業計画を立案。

○改訂の表記の検討

  • 前回を第1版(平成13年3月)、今回は改訂第1版(平成19年3月)、次回を第2版?