「診療参加型臨床実習の実施のためのガイドライン」改訂方針について(案)
平成28年6月10日改訂版
平成28年度文部科学省
大学における医療人の在り方に関する調査研究委託事業 医学チーム(北村班)
国際医療福祉大学大学院 吉田 素文
京都大学医学教育推進センター 錦織 宏
九州大学医学教育学 菊川 誠
北海道大学医学教育推進センター 武冨貴久子
<作業プロセス>
4月26日(火曜日) 第1回打ち合わせ会議(Skype)
5月12日(木曜日) 第2回打ち合わせ会議(Skype)
5月19日(木曜日) 第3回打ち合わせ会議(Skype)
5月26日(木曜日) 第4回打ち合わせ会議(Skype)
6月 7日(木曜日) 第5回打ち合わせ会議(Skype)
その他メール審議
<基本的な方針>
○初版の改訂版として作成された、「医学・歯学教育の改善・充実に関する調査研究最終報告書(平成24年度)」の第3~5章をさらに改訂
○モデル・コア・カリキュラムGの方略の一部という位置づけを明確化
・名称を「臨床実習実施ガイドライン」と変更して、冊子全体を「医学教育モデル・コア・カリキュラム」とし、その目次上、「医学教育内容ガイドライン」、「準備教育内容ガイドライン」、そして「臨床実習実施ガイドライン」を置く流れとし、従来の分冊の形を取らない。
○具体的内容
・第3章 診療参加型臨床実習の充実に向けての提言(平成23 年度版)
◇「症例の担当に関する評価表」について、合否を厳格に行い得ている大学のものに変更し、<参考>として合否判定基準等を追加
◇「11.評価のあり方」のアンプロフェッショナルに関する基準に言及し文例を追加
◇簡易版臨床能力評価法(mini-CEX)の文例を最新版に変更し、内科系以外でも実施可能な場面を追加
◇Post-CC OSCEの受験要件(mini-CEXを複数回実施後等)を追加
◇医療安全の観点から、各診療科における緊急度の高い病態・疾患への初期対応、即ち勤務先の診療科や医師としてのレベルを問わず、専門医への転送(専門医の到着)前に行っておくべき内容を、学生に経験させるべきシミュレーション学習(学習目標はGに記述)として例示(T&Aコース等)
・第4章 診療参加型臨床実習等における経験と評価の記録案(例示)
◇「医師として求められる基本的な資質」を改訂
◇「症例の担当に関する評価表」、「mini-CEX」を第3章に準じて入れ換え
・第5章DVD映像で見る診療参加型臨床実習とは
◇簡易版臨床能力評価法(Mini-CEX)の場面(内科系、外科系、麻酔科等)およびシミュレーション学習の追加を検討
<臨床実習実施ガイドライン(平成2●年度改訂版第1案)>
別紙
<今後の方針>
6月下旬文例の収集
7月DVD作成
<参考資料>
○●●大学アンプロフェッショナルな学生の評価に関する評価基準と運用指針
○●●大学臨床実習評価表と評価基準
電話番号:03-5253-4111(内線3682)
メールアドレス:igaku@mext.go.jp
-- 登録:平成28年09月 --