大学・短期大学における看護学教育の充実に関する調査協力者会議について

平成19年1月30日
高等教育局長決定


1. 目的
   少子高齢化、高度医療や在宅医療の進展に伴い、国民の健康へのニーズが多様化する中、社会が保健師・助産師・看護師に期待する能力はますます広範で深いものになってきている。このようなニーズの変化に対応すべく、現在、文部科学省も参画し厚生労働省において保健師助産師看護師学校養成所指定規則(文科・厚労合同省令)の見直しが進められている。
 指定規則は学校種別にかかわらず看護師等を養成するすべての学校養成所に適用されるが、特に、大学、短期大学においては、指定規則を踏まえつつ、各大学の教育の理念と目標に応じ、体系的な教育課程を独自に編成することとなっている。
 そこで、現在検討が進められている指定規則改正案の大学・短期大学への適用課題を調査研究し、大学・短期大学における看護学教育の充実に寄与することを目的とし、本会議を開催する。

2. 調査研究事項
 
(1) 指定規則改正案の大学・短期大学への適用課題について
(2) 大学・短期大学の教育課程変更に必要な準備期間について
(3) その他上記に関連する事項

3. 実施方法
 
(1) 別紙調査協力者により、指定規則の改正案の大学・短期大学への適用課題等について調査研究を行い、報告を取りまとめる。
(2) 必要に応じ、別紙以外の者にも協力を求めることができる。

4. 実施期間
  平成19年2月~平成19年4月

5. その他
  本会議に関する庶務は、高等教育局医学教育課において処理する。

大学・短期大学における看護学教育の充実に関する調査協力者会議協力者名簿

座長   平山 朝子 (ひらやま あさこ)   岐阜県立看護大学長
  石垣 和子 (いしがき かずこ) 千葉大学看護学部長
  稲吉 久美子 (いなよし くみこ) 飯田女子短期大学看護学科長
  井上 智子 (いのうえ ともこ) 東京医科歯科大学大学院 教授
  今関 節子 (いまぜき せつこ) 桐生短期大学専攻科助産学専攻長
  小西 美智子 (こにし みちこ) 日本赤十字豊田看護大学看護学部長
  新道 幸惠 (しんどう さちえ) 青森県立保健大学長
  戸田 肇 (とだ はじめ) 北里大学 教授
  中山 洋子 (なかやま ようこ) 福島県立医科大学看護学部長
  菱沼 典子 (ひしぬま みちこ) 聖路加看護大学 教授
  森 美智子 (もり みちこ) 日本赤十字武蔵野短期大学看護学科長