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高等教育

社会の変化と高等教育の課題  
1  マルチメディアの活用に関する基本的な考え方


1  社会の変化と高等教育の課題

  高等教育を取り巻く状況の変化、とりわけ、創造性豊かで主体的に判断・行動できる人材の養成が必要となっていることから、高等教育の改革が進められている。

  • 高等教育を取り巻く状況の変化 
    •   進学率の上昇に見られる高等教育の大衆化、学術研究の進展、国際化・情報化等の社会の変化、生涯学習ニーズの高まりなど、近年、高等教育を取り巻く状況は大きく変化している。とりわけ、社会経済状況が大きく変化し、我が国が、これまでの欧米キャッチアップ型から、先導性・独創性を展開し、世界に積極的に貢献することが求められていることを踏まえ、創造性豊かで主体的に判断・行動できる人材の養成が必要となっている。 
  • 高等教育の改革の方向性 
    •   上記のような状況の変化が生じていることから、高等教育に対して大きな期待が寄せられている。そこで、以下のような視点から高等教育の改革が進められている。 
      1. 教育機能の強化
          社会や国民の要請に応え、創造性豊かで時代の変化に柔軟に対応できる人材を養成するため、各大学がそれぞれの個性・特色を発揮しながら、教育内容・方法を見直し、教育機能の充実に努めること 
      2. 世界的水準の教育研究の推進 
          世界をリードするような研究を推進するとともに、優れた研究者や高度の専門的能力を持った職業人を養成するための拠点として、大学院を充実強化すること 
      3. 豊富な生涯学習機会の提供 
          生涯を通じて、高度で体系的かつ継続的な学習機会を提供していくことができるよう、高等教育を社会に開かれたものとしていくこと 

(高等教育局  企画課)

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