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国際教育協力懇談会(第4回)
平成18年4月18日
資料3 |
国際教育協力懇談会 (第3回) 発言メモ簡略版(論点ごとに整理)
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(1) |
国際協力分野において大学が担うことが適当な役割 |
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(総論) |
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国際協力を社会貢献としてだけではなく、教育・研究機能と一体で考えることで、大学らしさが発揮できるのではないか。 |
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現在の途上国開発の潮流は、大きな課題解決に向けて「総合的に考える」こと。この文脈では、大学、特に総合大学が有する多様性・総合性には大いに期待している。 |
(教育機能−人材育成支援) |
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大学が有するポテンシャル・リソースを考えると、途上国人材育成の支援という協力形態が最も効果的ではないか。 |
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現在は自然科学・工学系の人材育成支援が中心だが、途上国の成長を支えるという観点からは、人文・社会科学系人材育成の支援も重要である。 |
(大学の研究機能との関係) |
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大学教員の国際協力への参画意識を高めるには、「知的な関心」を満たすような研究的性格を有する役割を担ってもらうことが適当ではないか。 |
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(2) |
大学の知を効果的に活用するために必要となる周辺環境整備の方策 |
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国際協力は、見方を変えれば途上国の課題解決という「研究」課題でもある。国際協力を研究と捉えることで、今よりも多様な財政的サポートが可能となるのではないか。(例.科研費での国際協力の重視、国際協力COEなど) |
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実証研究等の研究調査の側面から国際協力に貢献できるようにする等、先生方の行動特性を踏まえたインセンティブシステムが必要ではないか。 |
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大学だけでなく、オールJapanで国際協力に参画できる仕組みづくりの促進が必要ではないか。 |
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開発課題等を単位として、大学間コンソーシアムを設ける取り組みが必要ではないか。 |
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(3) |
国際協力に積極的に参画する大学に求められる改善事項 |
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大学の先生方がボランタリーではなく、大学の仕事として国際協力の仕事ができるような学内体制を整える必要がある。(例.コンサルタントとのJV体制の整備、専用の窓口設置など) |
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国際協力への参画には経験も必要。まずは、途上国研究員の国内受入れ研修などから徐々に経験を積んでいくことが必要ではないか。 |
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大学間のネットワーク構築促進の必要がある。 |
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