参考資料1.北極域研究船検討会の設置について


平成28年10月7日  
研究開発局長裁定

1.趣旨


わが国が北極域研究を推進するに当たって、わが国の強みである科学技術を活かして主体的に研究・観測を実施していくためには、観測プラットフォームとして北極域で活動できる研究船の役割は非常に大きい。このため、北極域で活動可能な研究船に求められるスペック(大きさ、砕氷・耐氷能力、必要な装備等)等について、専門的見地から議論を行う検討会を設置する。

2.構成及び運営


(1)検討会は、研究開発局長の諮問機関として設置する。
(2)検討会の構成員は、別紙のとおりとする。
(3)検討会に座長を置き、研究開発局長が指名する。
(4)検討会の定足数は、検討会を構成する委員の過半数とする。
(5)検討会は、検討会において非公開とすることが適当であると認める場合を除き、会議及び議事については公開とする。
(6)このほか、検討会の運営に係る事項は、検討会において定める。

3.業務


(1)北極海において我が国が強みを有する研究課題、研究船による観測が必要な課題の抽出
(2)研究船のスペック(大きさ、砕氷・耐氷能力、必要な装備等)
(3)研究船の運航方法等
(4)その他研究船に関する課題

4.設置期間等


平成28年10月14日~平成29年3月31日
※4回程度開催し、取りまとめを行う。

5.その他


本検討会の庶務は、研究開発局海洋地球課において行う。

別紙


「北極域研究船検討会」 委員名簿


東 久美子

大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所教授(雪氷学)

大島 慶一郎

国立大学法人北海道大学低温科学研究所教授(海洋物理学)

川合 美千代

国立大学法人東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科准教授(海洋化学)

白山 義久

国立研究開発法人海洋研究開発機構理事(海洋生物学)

瀧澤 美奈子

科学ジャーナリスト(ジャーナリスト)

田村 兼吉

国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所海上技術安全研究所研究統括監(船舶工学)

◎山口   一

国立大学法人東京大学大学院新領域創成科学研究科教授(船舶工学)


【敬称略】
 ◎:座長

お問合せ先

研究開発局海洋地球課