文部科学省では、大学等における研究者の活動の実態を把握し、研究や教育等にかける時間の利用実態を調査するとともに、大学等における研究者数を国際的な基準であるフルタイム基準に換算するために必要な統計的データを得ることを目的に「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」(以下、FTE調査という。)を約5年に1度実施してきた。企業等の研究者については総務省が「科学技術研究調査」により把握しており、大学等の研究者の活動実態については文部科学省のFTE調査によって把握している。
次回は令和5年度に実施する予定であるが、社会情勢や研究環境は過去5年で変化しており、また、関係機関の関心や各種施策を実施する上で求められるデータも変わりつつあるところ、回答者の負担軽減や過去のデータとの比較可能性等の観点も勘案しつつ、最も適切な調査項目や調査方法を慎重に検討する必要がある。
こうした主な背景を踏まえ、統計等に関する専門的知見を有する識者及び調査対象となる大学の関係者等により、令和5年度「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」調査項目等に関する検討会(以下「検討会」という。)を開催し、令和5年度FTE調査における調査項目や調査実施方法等について、検討を行うこととする。
(1)調査項目の検討
(2)調査実施方法の検討
(3)その他
(1)検討会において助言等を得る有識者の構成は別紙のとおりとする。
(2)必要に応じて有識者の追加等を行うことができる。
(3)必要に応じて別紙以外の者からの協力を求めることができる。
令和4年10月26日から令和4年12月31日までとする。
検討会の事務は、科学技術・学術政策局研究開発戦略課において行う。
科学技術・学術政策局 研究開発戦略課