モニタリング調整会議(第2回) 議事要旨

1.日時

平成23年8月2日(火曜日) 13時30分~14時15分

2.場所

文部科学省東館3階 3F1特別会議室

3.議題

  1. 総合モニタリング計画について
  2. 各種モニタリング等の進捗状況について
  3. その他

4.議事要旨

出席者

(共同議長・副議長)

細野内閣府特命担当大臣(原発事故の収束及び再発防止担当)、近藤環境副大臣、園田内閣府大臣政務官、林文部科学大臣政務官、森口文部科学省文部科学審議官

 (構成員)

内閣府原子力安全委員会事務局、内閣府原子力災害対策本部原子力被災者生活支援チーム事務局、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、水産庁、経済産業省原子力安全・保安院、国土交通省、気象庁、海上保安庁、環境省、防衛省、福島県、東京電力(株)

  【細野内閣府特命担当大臣】
 東京電力福島第一原子力発電所が、第1ステップから第2ステップに移行したことで、これまでモニタリングが十分にできなかった地域についても、しっかりと実施していかなければならないタイミングになってきた。緊急時避難準備区域のモニタリングは、随分進んできた。それに加えて、警戒区域及び計画的避難区域については、今まさに、モニタリングが実施されていると考えている。こうした地域においては、各省庁が所管とする対象をしっかりとモニタリングしていく必要があるので、モニタリング調整会議での調整作業が非常に重要になってくると思っている。
 そして、一番しっかりと行っていかなければならないのは子供たちが行く場所のモニタリングである。再度、そのことを徹底し、地元の福島県や市町村と連携して、皆さんの力を全力で発揮していくようお願いしたい。 
 また、モニタリングを実施した上で、並行して除染作業がこれから大きな役割を担ってくる。この部分は、環境省を中心に、また再度しっかりと取り組む形となるので、そこを視野に入れつつ、是非モニタリングについて皆様のお力をいただくようお願いしたい。
 政務三役ということでは、文部科学省は林政務官に非常に精力的に努力をいただいている。また、私と一緒に内閣府で担当している園田大臣政務官が、しっかりと内閣府全体としての対応をしていくと思う。我々の責任の下で、実施していくのはそれぞれの担当の省庁の皆さんですので、是非お力添えをいただくようお願いしたい。

(議題1)
 文部科学省より、「総合モニタリング計画(案)」について資料1により基本的考え方、具体的な実施内容の説明を行い、原案のとおり同計画が決定された。

(議題2)
 資料2-1~2-5に沿って、モニタリングに関する取組みの進捗について文部科学省及び厚生労働省より説明を行った。

主な意見は以下のとおり

【星野内閣官房参事官】
 放射線モニタリング情報のポータルサイトについて、編集可能なCSV形式でのダウンロードが進められる形で、順次、作業していくと説明があったが、これに関して細野大臣に代わって関係各省の皆様にお願いしたいことがある。
 各省庁において、得られたデータについて使えるような形でデータを公表することが、国のモニタリングに対しての国民の信頼の確保、あるいは安全・安心の確保といった観点から大変重要であると考えている。各省庁においては、CSV形式でデータが公表できるような形で進められるようにご協力をお願いしたい。

【林文部科学大臣政務官】
 私からも関係機関の皆様にご協力をお願いしたい。

お問合せ先

原子力災害対策支援本部