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(資料2-3)

スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)の実施によって現れた効果

(SSH実施校教員から聴取)

独立行政法人科学技術振興機構

1.意欲・関心の向上
まる 自然科学に対する意識や意欲の高まりを感じ、これまで以上に理系科目が好きになっていることが明確になった。(愛知県立岡崎)
まる 科学のリテラシーの高まりが著しい。(福島県立安積)
まる 主対象生徒である平成14年度理数科入学生に関して、生徒の「科学する心」が育まれた。SSH指定前と比較して、具体的に学習活動への取り組む姿勢が意欲的かつ自主的になった。(山形県立米沢興譲館)
まる SSHの「先端科学講座」を受講して、将来にかかわる科学の世界の現状や課題について理解できたと答えた生徒が95パーセント(群馬県立高崎)
まる 生徒の知的向上心を刺激し、多くの生徒が科学や学問全体に興味を持つようになった。(宮城県第一女子)

2.学力・成績の向上
まる 指定翌年の理数科入学生(現理数科2年)の成績がよい。(山形県立米沢興譲館)
まる 9月のマークテストの結果では希望者優先で集めたSSHクラスであっても他の生徒より大幅に成績がよい。(群馬県立高崎)
まる この課程の実施によって理科・数学の学力伸長が見られ、家庭学習時間が30分増加するという成果も見られた。(富山県立富山)

3.高大接続
まる 愛媛大学ではSSHの生徒の資質等について、認識を新たにして、SSHからのAO入試による生徒の募集をはじめて、高大連携から高大直結の最初のケースとなった。(愛媛県立松山南)

4.大学進学志望の高率、進学先のランクアップ
まる 将来の職業を実現するという視点で大学を選択する率が理系より20パーセント高率で91パーセントである。(群馬県立高崎)
まる 進学先がランクアップした。(超難関、難関大進学者が多く出た)。(山形県立米沢興譲館)

5.理系志望者・進学者の増加
まる 理系志望者が増加した。(宮城県第一女子)
まる 大学での講義、実験等を通して科学技術の道へ進む生徒が増え、推薦入試で理系の大学への進学が前年の5倍になった。(愛媛県立松山南)
まる 大学に対する具体的な関心が高まり、理系志望者が増加した。(宮城県第一女子)
まる 女子高であるが年々理系進学希望者が増加し、さらに以前は医学・農学系が多かったが、工学・理学系方面へも希望が多方面になってきた。(宮城県第一女子)

6.科学コンテスト受賞
まる 自然探究科生徒において、ほとんどの生徒が理数系のテーマを設定し、各種コンテストで多くの論文が高い評価を受けた。第47回日本学生科学賞15件応募、6件読売賞受賞、8回京都サイエンスコンテスト20件応募5件の入賞など。(京都市立堀川)
まる 科学コンクール等へも参加し、第2回ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ」JSEC2004で高校生“科学技術”チャレンジ優秀賞を受賞し、国際学生科学フェア「ISEF」の出場権を獲得した。SSH成果研究発表会では文部科学大臣奨励賞等の表彰を受けた。(広島県立広島国泰寺)


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