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表2

アンケートを行った4つの科学館等の概要

  ふくしま森の科学体験センター(福島県須賀川市) 真岡市科学教育センター(栃木県真岡市) 京都市青少年科学センター(京都府京都市) 出雲科学館(島根県出雲市)
設立年月日 平成13年12月 平成5年6月 昭和44年5月 平成14年7月
敷地面積(平方メートル 12,062 6,888 17,408 15,684
延床面積(平方メートル 3,877 3,544 9,675 4,841
科学館学習の目的と主な事業 昆虫の生態や科学の原理や先端科学技術を通して、生活や環境を見つめなおすため、児童生徒への科学館学習や実験・工作教室等一般開放を実施する。 市内小中学校の理科学習(教員研修を含む)の実施が事業の中核で、児童生徒の科学する心を培う。 科学者精神を体得した市民を育てるため、児童生徒への科学館学習、教員研修、市民科学事業を実施する。 児童生徒の理科学習環境の改善・充実を図り、市民各層の知的好奇心を高めるため、児童生徒への科学館学習や市民への生涯学習等を実施する。
利用状況(平成15年) 学校利用者数11,018人、一般入館者数47,858人、合計58,876人。 学校利用者数10,844人、一般入館者数6,671人、合計17,515人。 学校利用者数48,689人、教員研修2,515人、市民科学事業101,842人、合計153,046人。 学校利用者数13,102人、一般利用者数138,718人、合計151,820人。
組織体制 財団法人ふくしま科学振興協会が管理運営。理事長(須賀川市長)、常務理事、管理課(3人)、事業課(10人)。また、非常勤の館長は養老孟司氏。 所長、管理係(2人)、指導係(8人)。 所長、事務局長、市民科学事業課(18人、うち市民科学講座と展示指導を担当するのが8人)、指導課(29人)。 館長(島根大教授)、副館長(1人)、係長(1人)、主事(2人)、教諭(3人)、講師(6人)の他に木工専門員、植物専門助手、助手、科学教育指導員、の合計22人。
科学館学習の指導者 授業は事業課の職員が担当し、引率の教員も教室で児童生徒と一緒に参加。 小学校の授業は担任の教員が行い、センター職員がこれを補助。中学校の授業で理科の教員がいない場合はセンター職員が実施。 授業は指導課の職員が担当し、引率の教員も教室で児童生徒と一緒に参加。 小学校では科学館スタッフ(前述の教諭3人と講師2人)がメインに指導。中学校で理科の教員がいる場合は、その教員がメインで授業を実施。
科学館学習の対象学年 小3〜中3 小3〜中3 小5〜中2 小3〜中3
児童一人当たりの科学館学習の回数 年に1回 年に2〜3回 年に1回 年に1〜3回
時間割 クラスごとに希望するプログラムを選択、学習時間は半日から1日。 実験学習が2時間とプラネタリウム学習が1時間。 小5と中1は展示学習(30分)とエコ学習(30分)、プラネタリウム学習(1時間)。小6と中2は実験学習(2時間)。 実験学習が2時間とサイエンスショーが1時間。
科学館学習の例 ○サイエンスショー
空気:大気圧や風の力を体感する実験。
○小学校5年生(2学期)
プラネタリウム学習「月の形の変化」:月の満ち欠けの仕組みを理解する。
○小学校5年生
エコ学習:「京エコロジーセンター」で環境学習。
○小学校5年生(3学期)
サイエンスショー「重りの働き」:振り子の運動、衝突の実験。
○実験教室(30プログラム)
液体窒素で-196ドを体験(中1〜中3):超低温で起こる空気の液化、超伝導現象の実験。
○小学校6年生(1学期)
実験学習「血液の働き」:めだかの尾で血流を観察する。
○中学校1年生
プラネタリウム学習:星座を見つけたり、惑星を探し、その奇妙な動きの原因を考える。
○中学校2年生(2学期)
実験学習「物質同士の化学変化」:金属マグネシウムの燃焼。
○フィールドワーク(12プログラム)
水生微生物観察(中1〜中3):ビオトープの微生物を観察する。
○中学校3年生(1学期)
実験学習「生物の成長と細胞」:植物の根の先端を観察し、成長するときの細胞の変化を調べる。
○中学校2年生
実験学習「繊維−細さの秘密−」:化学繊維作りを体験し繊維の秘密を探る
○中学校3年生(2学期)
実験学習「エネルギー」:燃料電池の実験、火おこし、光通信。

注: しかく2問1〜しかく2問11は、教育課程実施状況調査と同じ設問。


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