ここからサイトの主なメニューです

用語集

内部脅威
 「内部脅威」とは、外部からの侵入や攻撃を意味する「外部脅威」に対して、原子力施設内部で働く従事者等による不正行為等により生ずる核物質防護上の脅威を指す。

IAEAガイドライン「核物質防護に関する勧告」(INFCIRC/225/Rev.4)
 INFCIRCとは、Information Circularsの略で、IAEAが原子力規制等を巡る主要な論点について発効しているもの。核物質防護のほか、セィフティ、保障措置等をカバーし、それぞれナンバーが付いている。核物質防護に関するものがINFCIRC/225で、現在は、1999年に改訂された第4版が最新版。

防護区域及び周辺防護区域
 防護区域とは、特定核燃料物質の防護のための区域のことをいい、鉄筋コンクリート造りの障壁等の堅固な構造の障壁により区画したところをいう。
 周辺防護区域とは、防護区域の周辺に、防護区域における特定核燃料物質の防護をより確実に行うための区域をいい、柵等の障壁によって区画したところをいう。

信頼性確認
 不法行為等に及びそうな人間(要注意人物)を予め特定しておくために、個人情報を収集して分析し、核物質防護の観点から信頼しうるか否かの評価を行うこと。

設計基礎脅威(DBT:Design Basis Threat)
 核物質防護システムを設計し評価する基となる、核物質の不法移転又は妨害破壊行為を企てようとする内部者及び外部敵対者の特性及び性格のこと。


前のページへ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ