原子炉主任技術者試験制度検討会(第4回) 議事要旨

1.日時

平成17年5月31日(火曜日)14時~16時30分

2.場所

経済産業省別館3階 第4特別会議室(346)

3.出席者

委員

宮﨑座長、大須賀委員、金田委員、北野委員、二ノ方委員、三島委員、村田委員

文部科学省

青木原子力規制室長ほか
原子力安全・保安院:田中原子力安全広報課長ほか

4.議事要旨

  • 単位認定の具体的な方法について、レポート評価により原子炉主任技術者試験筆記試験合格者相当の知識を有することを判断するのは困難であるとし、単位認定においては筆記試験を実施すべきであるとする意見があり、可能な限り筆記試験の実施による認定を要求することが改めて合意された。
  • 単位取得の認定方法に関し、複数の教員による判定を要求することについて、現状に即さないとして、出題問題の内容を審査することや、単位取得者が原子炉主任技術者筆記試験合格者相当であることを最終的に判定会議等により総合判定すること等により、担当教員の主観による判定の偏りは防げるとの意見があり、要求事項から削除することで合意された。
  • 筆記試験一部免除について、単位取得認定後速やかに筆記試験を受験させるため5年間程度の免除の有効期限を設定することとされた。また、単位取得認定時期が筆記試験実施後となる場合、受験者が受験申込時に、単位取得見込みとして一部免除適用を選択することも可能とすることとされた。
  • インターンシップ等外部組織への派遣実習の場合、品質保証の観点から、最終的な単位取得の認定は外部組織ではなく大学において行うべきものとされた。
  • その他、用語の用い方として、単位取得については「判定」ではなく「認定」を用いるべきであるとの意見があり、資料全体を通して整理することとなった。
  • 今後の検討会の開催については、今後の報告書のとりまとめ作業や、報告書に関するパブリックコメントの実施状況により、必要に応じて開催することとなった。

お問合せ先

科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室

担当:村山、高木
電話番号:03‐6734‐3926(直通)

原子力安全・保安院原子力安全広報課

担当:伊藤、千葉
電話番号:電話 03‐3501‐5890(直通)

(科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室)