国際原子力事象評価尺度(INES)評価ワーキンググループ(第1回) 議事要旨
1.日時
平成16年2月9日(月曜日)14時~16時
2.議題
- INES運用の概要
- 運用方法等
- 日本原子力研究所大洗研究所 HTTRにおける自動停止について
- 核燃料サイクル開発機構 高速実験炉「常陽」における自動停止について
3.出席者
委員
中澤委員長 山中副委員長 大山委員 越塚委員 須藤委員 土屋委員 ニノ方委員 蜂谷委員 三澤委員 渡部委員
文部科学省
恒吉管理官 他
4. 概要
(1) INES運用の概要
事務局より説明。
(2) 運用方法等
事務局より説明の後、以下について決定した。
- INES評価WG委員長として中澤氏、副委員長として山中氏が、満場一致により選任された。
(3) 日本原子力研究所大洗研究所 HTTRにおける自動停止について
事務局より説明の後、以下の点について意見があった。
- INES評価とは関係ないが、報告書に原因、影響、対策の3つを盛り込むべきではないか。
→今後検討したい。
- 評価ランクにおける0±の取り扱いについてどのように考えるか。
→今後の検討課題として認識しているが、当面は考えていない。
- 安全文化の範囲を明確にしなくてはならない。
→今後検討したい。
結論:事務局が暫定的に評価したレベル0は妥当と判断する。
(4) 核燃料サイクル開発機構 高速実験炉「常陽」における自動停止について
事務局より説明の後、以下の点について意見があった。
- 何をもってヒューマンエラーの累積と考えるか、検討する必要がある。
→今後検討したい。
- 格上げ要因としての安全文化に対する評価については、慎重に取り扱う必要がある。
- 評価ランクとしては0であっても、今後再発の可能性が高い事象に関しては、どのように取り扱うかについて、検討する必要がある。
結論:事務局が暫定的に評価したレベル0は妥当と判断する。
科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室
担当:宮本、川末、坂本
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