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密封線源取扱施設の施設検査・定期検査対象範囲
現行の密封線源については、核種に関係なく貯蔵能力が一律111TBq以上の施設が定期検査の対象となり、その1/3の37TBq以上の施設が施設検査の対象となっている。定期検査対象事業所数は、約230(非密封線源又は発生装置が合わせて定期検査対象となっている場合を含む)、施設検査対象事業所数は、約380である。
現行の検査対象範囲の根拠については、以下のとおり。
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施設検査制度の導入当時1,000〜5,000Ci(37TBq〜185TBq)の医療用照射装置が多く存在し、また、万一の事故時にはかなりの被ばく線量を受けるおそれがあることから、1,000Ci(37TBq)以上の施設を検査の対象とした。 |
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定期検査は、インターロックの設置が義務づけられている3,000Ci(111TBq)以上の施設を検査の対象とした。 |
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