資料28-6 試験研究用原子炉施設耐震安全性評価妥当性ワーキンググループにおける確認状況について

平成22年8月3日
科学技術・学術政策局
原子力安全課原子力規制室

1.これまでの確認状況

 平成21年6月30日、国立大学法人京都大学(以下、「京都大学」という。)から京都大学原子炉実験所KURの耐震安全性評価の結果の中間報告書が提出された。この妥当性確認については、本研究炉等安全規制検討会の下の試験研究用原子炉施設耐震安全性評価妥当性確認ワーキンググループ(以下、「妥当性確認ワーキンググループ」)を平成21年7月15日に開催し、これ以降、各サブワーキンググループにおいて、地震動、原子炉建屋等の耐震安全性に関する内容を確認した。

 平成22年7月28日、京都大学から妥当性確認ワーキンググループ等における検討を踏まえた耐震安全性評価の最終報告書が提出された。

 <サブワーキンググループ等における確認状況>

地質調査結果、基準地震動及び入力地震動の策定結果に係る妥当性について、地質・地震動サブワーキンググループにおいて確認

(平成21年7月31日~10月15日 計2回開催)

原子炉建屋及び主要な設備の耐震安全性評価結果に係る妥当性について、施設・構造サブワーキンググループにおいて確認

(平成21年10月27日~平成22年3月30日 計3回開催)

原子炉建屋及び主要な設備の解析結果について、クロスチェック業務にて確認し、施設・構造サブワーキンググループへ報告

(平成21年9月30日~平成22年3月31日)

現地調査(妥当性確認ワーキンググループ委員:6名参加)

(平成21年9月30日)

2.今後の予定

 (1) 国立大学法人京都大学

 妥当性確認ワーキンググループを8月4日に開催、京都大学からの最終報告書に基づく当省における評価書を確認し、これ以降、原子力安全委員会へ報告する予定。

(2)独立行政法人日本原子力研究開発機構

 東海地区・大洗地区における地質調査結果、基準地震動については、8月下旬に提出される予定。

 原子炉建屋及び主な設備の耐震安全性評価結果については、東海地区は12月に、大洗地区は平成23年3月に提出される予定。

 これら報告後、妥当性確認ワーキンググループ等を開催し、耐震安全性評価内容を確認する予定。

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