・ |
JRR-2については、放射性廃棄物でない廃棄物は発生しないということだが、なぜか。(川上主査) |
|
→ |
一部操作室の部分では発生しましたが、建屋の壁のコンクリートについてコアボーリングを行い測定したところ、 が検出されたことから、全体をクリアランス対象物することにしました。 |
|
・ |
クリアランスをやる上で、発電炉側はいくつかの理屈で動いている。測定についても、 は でやる、放射化物は をベースとする、 は平均放射能濃度法でやるという考え方があるが、試験研究炉ではどうなっているのか。(小佐古委員) |
|
→ |
放射能濃度は違いますが、過去にJPDRの極低レベル放射性廃棄物の埋設を行った際、約1600トンのコンクリートの確認を行った実績があります。その実績を元に、検認に係る組織・体制を今後検討したいと考えております。検認システムについては、研究炉は構造材にアルミニウムを用いる等多少の違いはありますが、基本的には発電炉と同じ考え方で行うことを考えております。 |
|
・ |
資料からは、 -60を押さえればよいと読み取れるが、実際にはそれにはあてはまらない核種もある。整理を行うべき。(小佐古委員) |
|
→ |
主要測定放射性核種という標記に統一させて頂きます。 |
|
・ |
クリアランスに係る法的な整理についてはなされているが、例えばクリアランスされたものは再利用するのか産業廃棄物として処分するのか等、その後どうするかということについて整理を行うべき。クリアランスについて県や地方自治体への説明をどうするかということも考えるべき。(小佐古委員)
|
・ |
計算値との確証のデータは、発電炉でも十分に取られていない。例えば燃料が破損していない場合、検認の委員会でも検討されているが、直接測定できなくても他の傍証などから検出下限を立証することが考えられる。
|