独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の評価等に関する有識者会合(令和3年度)(議事要旨)

1.日時

令和3年8月3日(火曜日)14時00分~16時00分

2.場所

WEB会議

3.出席者

委員

山田座長、杉谷委員、前田委員、伊藤委員

4.議事録

(1) 議題に先立ち、会議の公開について、自由な意見交換が制約されるおそれがあることから、会議を非公開とし、資料及び議事要旨を公開することとした。
(2) 事務局より資料1に基づいて評価の進め方等について説明があった。
(3) 大学改革支援・学位授与機構から令和2年度事業実施状況について説明があり、質疑応答を行った。
   主な質疑については、以下のとおり
   ○大学機関別選択評価に対するニーズや実施状況についてどのように評価し、どのような見直しを図る予定か。
   ○大学等の評価について、新たな認証評価機関として大学教育質保証・評価センターも設立されたことを踏まえると、機構で認証評価を受審する公立大学が減る可能性も考えられるが、その場合に「大学情報活用サイト」への影響はあるのか。
   ○資金の調達について、令和2年度に債券を発行して得た財源(令和3年3月の元利金償還を除く)をどのように活用したのか。
   ○施設費の貸付について、令和3年3月の元利金償還の猶予に対応するために必要な規則や審査基準等の改定手続において、どのような難しさがあったのか。
   ○単位積み上げ型の学士の学位授与及び省庁大学校修了者に対する学位授与について、「新型コロナ特例措置」を定めて時期の後ろ倒しやオンライン活用等の特例措置を実施したが、他の高等教育機関と比較して、機構ならではの成果はあったか。
   ○単位積み上げ型の学士の学位授与について、申請取下げ者への学位審査手数料を特例的に返還しているが、法律上の権利として実施したのか。
   ○大学ポートレートについて、日本私立学校振興・共済事業団と連携して事業を進めているが、どのように具体的な連携がされているのか。
   ○重要な財産の処分等に関する計画について、小平第二住宅の入居率を向上させるため、今後どのような計画があるのか。
(4) 事務局より今後のスケジュールについて説明があり、令和2年度における業務実績に関する評価書については、後日、書面により提出することとし、事務局において整理した上で評価書案を確定することとした。