独立行政法人日本学生支援機構の評価等に関する有識者会合(令和5年度)(第1回)議事要旨
1.日時
令和5年7月28日(金曜日)13時00分~15時00分
2.場所
文部科学省14階14U高等教育局会議室及びWeb併用開催
3.議題
- (1)令和4年度実績評価及び中期目標期間の見込評価に関する大臣評価案について
- (2)日本学生支援機構の見直し内容案について
4.配付資料
5.出席者
委員
荒張座長、阪本委員、佐藤委員、高石委員、角田委員
6.議事要旨
【議題(1)令和4年度実績評価及び中期目標期間の見込評価に関する大臣評価案について】
日本学生支援機構から令和4事業年度の業務実績及び自己評価についての説明の後、質疑応答が行われた。 委員の主な発言は以下のとおり。
〇借り過ぎ防止に向けた取り組みを行っているが、第二種奨学金に関しては、高額貸与者の数が増えており。 さらなる取組も重要と思われる。
〇「トビタテ!留学JAPAN」等により長期留学を支援する方策を実施しているところは高く評価できる。
質疑応答後、大臣評価案について、議論が行われた。委員の主な発言は以下の通り。
〇給付型奨学金の趣旨を踏まえ、奨学生を適切に卒業まで導くため、学業への精励を促すだけではなく、やむをえない事情等がある場合の休止措置の検討等を含め、学生等の状況に応じたトータルでのサポートが重要であり、学校との連携を一層密にすることが望ましい。
〇奨学金の効果検証に関するアンケートの実施や分析について、文部科学省や国立教育政策研究所と協力して事業の効果検証や今後の施策の検討等を行い、改善していくことが重要。
【議題(2)日本学生支援機構の見直し内容案について】
文部科学省から日本学生支援機構の見直し内容案についての説明の後、質疑応答が行われた。
委員の発言は以下のとおり。
〇奨学金事業、留学生事業、学生生活事業の各事業の横断的な取り組みも重要。
〇寄付金の獲得において、広報活動は重要である一方、目的の明確化も重要。
〇見直し内容案が全体として、取り組みを強化することとなっており、それに伴った労働環境、人員増など必要な体制を作ることも重要。
【今後の流れ等について】
事務局から、有識者会議に係る今後のスケジュールについて説明が行われた。
荒張主査からは、事務局で各委員の意見を整理し、主査一任で評価案及び見直し内容案を確定する旨説明があり、了承された。
以上

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