平成30年12月12日(水曜日)10時~12時
文部科学省5階 5F3会議室
加藤主査、荒張委員、佐藤委員
(1)独立行政法人日本学生支援機構の第4期中期目標・計画策定について
事務局から、資料1~4に基づき第4期中期目標(案)について説明があった。
引き続き、日本学生支援機構から資料5~7に基づき、第4期中期計画(案)について説明があった後、
質疑応答が行われた。委員からの主な意見は、以下のとおり。
・貸与型奨学金と給付型奨学金の定義に関して、中期目標の中で、貸与型奨学金には
「意欲と能力がありながら」という文言が入っているが、給付型奨学金にはそのような文言が入っておらず、
給付型の奨学生は、意欲と能力があまり問題にならないような印象を受けてしまうのではないか。
・「日本人留学生に対する支援」について、トビタテ!留学JAPANの効果検証を長期的に行うことを中期計画に明記すべきではないか。
・「外国人留学生に対する支援」について、「日本留学が期待される者に対し」という表現を「日本留学が期待される者を中心に」としてはどうか。
・中期計画の「外国人留学生に対する支援」について、「国内外の社会情勢の変化や災害や大規模な事故等がない限り」という
条件付けがされているが、提示している条件以外のことが起こりうるほか、そもそも評価の際に考慮する特殊事情であり、
最初から目標に記載すべきではないのではないか。
(2)その他
主査から、有識者会議に係る今後のスケジュールについて説明があり、各委員から第4期中期目標(案)への意見の提出を12月19日までとし、
事務局で整理し、主査一任で第4期中期目標(案)の修正を行うこととなった。
以上
高等教育局学生・留学生課