独立行政法人日本学生支援機構の評価等に関する有識者会合(平成30年度)(第1回) 議事要旨

1.日時

平成30年7月17日(火曜日) 13時~17時

2.場所

文部科学省15F特別会議室

3.議題

  1. 平成29年度業務実績評価及び第3期中期目標見込評価に関する評価の方法等について
  2. 平成29年度業務実績に関する日本学生支援機構からのヒアリング
  3. 独立行政法人日本学生支援機構の見直し内容(案)について
  4. その他

4.出席者

委員

加藤主査、荒張委員、佐藤委員、山本委員

5.議事要旨

日本学生支援機構から平成29事業年度の業務実績及び自己評価並びに第3期中期目標期間の見込業務実績及び自己評価についての説明の後、質疑応答が行われた。委員の主な発言は以下のとおり。
○ 第一種奨学金において、経済基準を満たす全ての希望者全員への貸与が実現したことは大いに評価できる。
○ 3ヶ月の新規延滞者を抑えていることは今後の延滞者を増加させないという観点から評価できる。
○ 所得連動返還方式の選択率が低いことについては、今後向上を図るために広報を行っていく必要がある。
○ 奨学金の返還について、学生自身の意識の向上を図る取組が必要である。
○ スカラシップ・アドバイザー制度を積極的に活用してもっと学生・生徒自身に自分のライフプランを考えてもらうなど啓発が必要なのではないか。
○ 留学生30万人計画達成に向けて実績を着実に積み重ねているのは評価できる。
○ トビタテ!留学JAPANについて、非常に優れたプログラムではあるが関係者以外への周知をもっと図っていく必要がある。
○ 博士課程進学時に特に優れた業績による返還免除者を内定できる制度については、大学関係者への周知が十分ではないように見受けられる。
 

今後の流れ等について
 主査から、有識者会議に係る今後のスケジュールについて説明があり、各委員へ平成29事業年度の業務実績及び第3期中期目標期間の見込業務実績に関する評価書への意見の提出を7月24日までとし、事務局で整理し、主査一任で評価案及び見直し内容案を確定する旨説明があり、了承された。

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