○ | 考古資料の部 |
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おかやまけんおおひしまさいしいせきしゅつどひん | ||
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岡山県大飛島祭祀遺跡出土品 | 一括 |
所有者 | : | 国(文化庁保管) |
岡山県笠岡市と香川県詫間町の中間に位置する大飛島に所在する祭祀遺跡の一括資料である。出土品は全国的にも出土数の少ない奈良三彩小壺とその蓋が総計25点に及ぶほか、銅鏡・和同開珎をはじめとする銅銭など多岐にわたり、奈良時代から平安時代前期の海上交通を巡る祭祀を考える上で欠かすことのできない一括資料である。 (奈良〜平安時代) |
ほっかいどうしのりちゅうせいいこうしゅつどせん | ||
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北海道志海苔中世遺構出土銭 | 374,435枚 |
所有者 | : | 函館市(市立函館博物館保管) 北海道函館市 |
函館市の志海苔漁港付近に存在する中世遺構から出土した、37万枚を超える大量の銅銭の一括である。3口の大甕に納められた銅銭には、初めて鋳造された年代が紀元前175年の四銖半両(よんしゅはんりょう)から、明代初期の1368年の洪武通宝(こうぶつうほう)まで、実に1500年以上の間に鋳造された銅銭で構成されており、これらが同時に使用されていた在り方は、中世前期の貨幣経済を考える上で貴重である。(南北朝時代) |
あおもりけんさんないまるやまいせきしゅつどひん | ||
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青森県三内丸山遺跡出土品 | 一括 |
所有者 | : | 青森県(青森県埋蔵文化財調査センター保管) |
青森平野の西南に所在する、広い台地上に営まれた大規模な縄文時代集落跡の出土品。遺物は縄文時代前期から後期初頭まで、各時期の多彩な内容で構成される。特に、台地縁辺部の低地から出土した釣針等の縄文時代前期の骨角器(こっかくき)は質・量共に充実している。特にポシェットに代表される編物は類例が少なく、多彩な内容をもつ縄文時代の生活を知るうえで欠かせない資料である。(縄文時代) |
ちばけんみなみはとりなかのごきいちせきどこうしゅつどひん | ||
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千葉県南羽鳥中岫1遺跡土坑出土品 | 一括 |
所有者 | : | 成田市 千葉県成田市 |
利根川を遠く望む台地上に所在する、縄文時代前期の土坑群(どこうぐん)からの出土品。壺形の容器を逆さにして、その外面に眼・鼻・口を表現した人頭形土製品(じんとうがたどせいひん)はあたかもそこに埋葬された人物のデスマスクを想像させ、縄文時代にあって特徴的な造形を示す。また、石製・土製の耳飾、石槍、さらに浅鉢形土器等も土坑内から出土しており、当時の集団墓(しゅうだんぼ)の副葬品である可能性が大きい。縄文時代の装身や儀礼の実態を復元するうえで貴重な資料である。(縄文時代) |
おかやまけんおおひしまさいしいせきしゅつどひん | ||
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岡山県大飛島祭祀遺跡出土品 | 一括 |
所有者 | : | 笠岡市(笠岡市立郷土館保管) 岡山県笠岡市 |
岡山県笠岡市と香川県詫間町の中間に位置する大飛島に所在する祭祀遺跡の一括資料である。出土品は全国的にも出土数の少ない奈良三彩小壺とその蓋が総計25点に及ぶほか、銅鏡・和同開珎をはじめとする銅銭など多岐にわたり、奈良時代から平安時代前期の海上交通を巡る祭祀を考える上で欠かすことのできない一括資料である。 (奈良〜平安時代) |