(注1) |
17 U.S.C. 108(h). |
(注2) |
17 U.S.C. 115. |
(注3) |
17 U.S.C. 504(c)(2). |
(注4) |
Eldred v. Ashcroft,537 U.S.186(2003). |
(注5) |
US Copyright Office, Library of Congress, Report on Orphan Works,2006.当該報告書は以下で入手可能である:http://www.copyright.gov/orphan/(※米国著作権庁へリンク)(2007年7月6日所在確認)。 |
(注6) |
1998年CDPA9条(5)(「著作者の身元が知られていない著作物」)、41条(2)条(司書による複製―他の図書館への複製物の提供)、CDPA 57条、66A条(無名又は変名の著作物)、190条(実演家の権利に係る同意を付与する審判所の権限)、著作権保護期間及び実演家の権利に関する1995年規則23条(4)および33条(4)(SI 1995 3297)等。このうち、CDPA 190条は、要するに実演家の所在不明の場合の裁定制度であるが、この規定が適用された事例のうち判例集において報告されているものは、これまで、Ex p.Sianel Cymru,[1993] E.M.L.R.251の1件しかなく制度の運用状況は低調のようである。See, K Garnett, J R James, and G Davies, COPINGER AND SKONE JAMES ON COPYRIGHT (15th edn; London: Sweet & Maxwell,2005)para 29-154. |
(注7) |
最終報告書は英国財務省のウェブサイト(http://www.hm-treasury.gov.uk/)(※英国財務省のホームページへリンク)において公表されている:http://www.hm-treasury.gov.uk/independent_reviews/gowers_review_intellectual_property/gowersreview_index.cfm(※英国財務省のホームページへリンク)(2007年7月6日所在確認)。 |
(注8) |
BSACは、英国の映像・音楽産業に携わる多様な団体の意見をとりまとめ、その共通の考え方を政策立案者に対して働きかけることを目的とした組織である。 |
(注9) |
BSAC報告書(British Screen Advisory Council, Copyright and Orphan Works)はBSACのウェブサイト(http://www.bsac.uk.com/index.html)(※BSACのホームページへリンク)において公表されている:http://www.bsac.uk.com/reports/orphanworkspaper.pdf(※BSACのホームページへリンク)(PDFファイル)(2007年7月6日所在確認)。 |
(注10) |
BSAC報告書では、2004年に英国の特許法の分野に導入された最大限の努力(best endeavours)のテストに関して、Lord Sainsburyが貴族院における審議の過程で政府の解釈について「その者が絶対的な基準に対して最善を尽くしたかを判断するものではない。そうではなく、その者が達するべき基準は、慎重で断固とした、かつ合理的な(prudent, determined and reasonable)人が、その者の立場で行うであろう努力ということである。そのため、その人が認識した状況というものは(その人にとって利用可能な手段も含めて)、重要な考慮要素となる」という解釈を援用して、著作権者の捜索に関しても、事案の状況に応じて柔軟な手法によって判断されるべきことを示している。See, British Screen Advisory Council, Copyright and Orphan Works, p 25-6. |
(注11) |
著作権局の報告書では、ケースバイケースで一般的な基準は立法できないとし、権利者・利用者による自主的ガイドラインの創設を期待している。なお、Lamar Smith下院議員が提出し、すでに取り下げられたOrphan Works Act of 2006(H.R.5439)では、少なくとも著作権局の保有する情報の調査を要する等、基準の明確化が試みられている。 |
(注12) |
Directive 2001/29/EC of the European Parliament and of the Council of 22 May 2001 on the harmonisation of certain aspects of copyright and related rights in the information society |