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過去の著作物などの保護と利用に関する小委員会 意見発表のためのレジメ
平成19年5月15日
社団法人 日本オーケストラ連盟
この著作権分科会の真の目的は<日本の芸術文化の振興のため>と理解しており、それを大前提として説明を進める。
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オーケストラは著作物の<ユーザー>として日常的に活動をしており、オーケストラの運営者はJASRAC(ジャスラック)が定めた著作権使用料を規定どおりに支払っている。
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同時にオーケストラのメンバー個人は、隣接権を持った演奏家としてその発生ごとに分配を受ける<権利者>でもある。
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音楽作品は演奏者という仲介者によって演奏されて初めて価値を生むものである。
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現状での問題点
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オーケストラにとっては保護期間の延長問題より、使用料の額が切実な問題である。使用料の金額が適当であれば、著作者を尊重する意味において、保護期間の多少の延期は大きな問題ではない。
既にJASRAC(ジャスラック)が十分に機能して<利用者>であるオーケストラと<権利者>である作曲家の間を繋いでいるが、現在経過処置をしながら進めている使用料値上げが終了する平成24年の金額はオーケストラ運営に大きな影響を及ぼすこととなり、結果として文化庁の掲げる芸術文化振興に逆行することになってしまうことを恐れている。 |
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