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文化多様性に関する基本的な考え方について 用語集

グローバル化,グローバリゼーション(地球規模化)
 基本的には、個人や団体が地球規模で活動し、ひと、もの、カネ、情報の国際的な移動が激増して、世界中の経済が結びつき、人々の生活が似たものになっていく現象をさす。

中空構造
 文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄氏は、日本の神話の構造は「中空構造」であり、これは日本社会の構造にもあてはまると説明している。「中空構造」とは、キリスト教神話のような唯一絶対の神を中心とする構造とは異なり、中心は空であり、その中空のまわりをさまざまの神々が互いに適切な関係を持ちつつ、均衡をとって巡回している構造とされる。この構造では、絶対的な価値判断による統合よりも、さまざまな権威や価値の均衡が重視されるのが特徴で、相対立するものや矛盾するものの共存が許容される。

メディア芸術
 文化芸術振興基本法(平成13年12月7日公布施行)では、映画、マンガ、アニメーション及びコンピュータその他電子機器等を利用した芸術とされている。

EPA(経済連携協定)
 投資、人の移動、知的財産権や競争政策でのルール作りや、様々な分野での協力なども取り込み、経済のより広い範囲を対象とした協定。現在日本は、シンガポールと協定を結んでいる。

コンテンツ
 コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律(平成16年6月4日公布施行)では、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピューターゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラムであって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものとされている。

WTO協定
 「世界貿易機関を設立するマラケシュ協定(通称:WTO設立協定)」及びその付属書に含まれている協定の集合体。
 1947年に締結され1948年に発効した、従来の「関税及び貿易に関する一般協定(通称:1947年のガット)」は、WTO協定付属書1A(A)「1994年の関税及び貿易に関する一般協定(通称:1994年のガット)」の一部として新たに生まれ変わり、現在に至っている。

GATT
 関税と貿易に関する一般協定のこと。1948年に発足したガット体制はその後、貿易交渉を重ねることにより強化されていったが、国際貿易を巡る環境の変化に対応するため、ウルグアイ・ラウンド交渉の結果、WTOという新たな国際機関を設立することになった。


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