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1ページの下から9行目は「公演への支援」という表現が続くので、「優れた文化芸術団体への支援」という表現が、団体への運営助成と誤読されないだろうか。
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「公演への支援」というのが次にあるため誤解が生じるので、これをとればよいのではないのか。
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ここは従来の取組について書いてあるのでこのようになっているが、後の部分へ悪影響を及ぼすようであれば、「公演への支援」という部分を落とすという考えもあるだろう。
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3ページの下の方に、「経済効率を求めるよりも」と書いてあるのは少し言い過ぎではないか。文化事業にも経済効率というものがあるのではないか。
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これまで日本はどちらかというと経済的な効率性が中心だったが、今後は文化立国を目指して、文化芸術活動を重視していくという方向で原案を作成した。
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「経済効率を求めるよりも」を削除してはどうか。
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8ページの下の方の「鑑賞者の動向への配慮という観点を重視するあまり、単純に鑑賞者数の競い合いに陥ることは避けなければならない」というのは他の箇所と重複しているので、要らないのではないか。
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それでは片手落ちになりかねない。鑑賞者数という評価基準ばかりが強調されているきらいがあり、それ以外の価値判断というのもあることを付け加えておくべきではないか。
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単純に鑑賞者数だけの比較では困るが、鑑賞者の動向の配慮という観点を全く否定してしまうのもよくないので、「鑑賞者の動向への配慮という観点を重視するにしても、単純に...」ということでいかがか。
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9ページの一番最後の「学校教育の中においても、子どもたちの表現活動により一層積極的に取り組まれることを望みたい。」について「望みたい」では少し弱いので、「より一層積極的に取り組むことが望まれる」という表現でどうか。
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3ページの「創造活動が偏重する」の部分は、文章としてわかりにくいので、「これに加え」を「したがって」にして、「舞台芸術創造活動の評価を市場原理だけに委ねてしまうことは避けなければならない。」としてはどうか。
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7ページの3行目「地域の文化力が顕在化していない状況にある」というのは、少し表現が固いのではないか。
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地方の文化に情報の発進力を持たせる、日を当てるということが大事である。12ページに「文化芸術の評論家など、必要な人材を各地域に派遣する」とあるが、東京のジャーナリストもどんどん派遣した方がよいのではないか。
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「派遣」というと、中央の人間は地方より一段上という印象になってしまいよくないだろう。
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「派遣」ではなく「交流」にしたらどうか。
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「地域からその活動を全国的な発信をする人や媒体などがないことに起因する発進力不足が見られる」とあるが、これは地域が発信力を持っていないのではなく、東京のジャーナリストの目が一極集中なためであって、この一極集中を直さないと絶対に文化は全国的にならない。
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情報がうまく流れないということなので、情報の流通を促進することを検討する旨を追加してはどうか。
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「各地域で行われている舞台芸術創造活動の取組の現状を様々な角度から取り上げ、全国に情報提供していくことも」とあるが、メディアに対する要望を表現するため、「いくことが必要であり、これにはマスメディアからの一層の協力が望まれる」というような表現にしたい。
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13ページの一番上で、「積極的」という用語が重なっているので、どちらかを言い換えた方がよい。 |