 |
商品ファンド法による「映画ファンド」組成の円滑化を図る |
|
|
映画等の制作に係る資金調達の円滑化を図る観点から,商品ファンド法における許可要件の緩和について,法目的である投資家保護の趣旨を十分踏まえつつ検討を行い,2003年度中に結論を得て,必要に応じ所要の措置を行う。
(金融庁,経済産業省) |
|
 |
著作権の信託による資産流動化の枠組みを整備する |
|
|
コンテンツ制作に係る資金提供者からの制約を少なくするとともに,著作権の流動化を図る観点から, 知的財産を信託業の対象とするとともに, 一般事業会社の参入を認めるよう,2003年度中に信託業法の改正を行う。
(金融庁,経済産業省) |
|
 |
保証制度の創設を検討する |
|
|
コンテンツ制作に係る資金調達を支援するため,中小のコンテンツ制作事業者などの借入れに対する信用保証制度(完成保証制度)を設けることについて検討を行い,2004年度までに必要な措置を行う。 |
(経済産業省)
|
 |
文化芸術分野等におけるコンテンツ制作への融資等を充実させる |
|
|
民間からの資金調達が直ちに見込めない優れたコンテンツの制作を振興する観点から,十分な収益が上がるまで一定の期間公的融資を活用するため,日本政策投資銀行の事業に文化芸術分野等におけるコンテンツ制作への低利融資事業,出資事業及び完成保証事業を追加することについて検討を行い,2004年度までに結論を得る。 |
(総務省,財務省,文部科学省,経済産業省)
|
 |
コンテンツの制作・投資を促進するための環境整備を行う |
|
|
映画等のコンテンツの制作・投資を促進するため,税制措置を含む環境整備について,2003年度以降検討を行う。 |
(総務省,財務省,文部科学省,経済産業省,関係府省) |
 |
コンテンツを活用し,日本というブランドを向上する |
|
|
我が国コンテンツを活用し,我が国に対する国家イメージを向上させるため,文化芸術振興基本法の「基本方針」に基づく優れた作品や先駆的,実験的な創作への支援,東京国際映画祭への支援,国際見本市などのイベントを活用した海外向けのPR支援,キャラクター等を核とする総合ブランド戦略への取組支援,国際交流基金等を通じた我が国コンテンツの海外発信支援について,2003年度以降推進する。
(総務省,外務省,文部科学省,経済産業省,関係府省) |
|
 |
コンテンツ創作者の発表機会を確保する |
|
|
優れた映画やゲームソフトなどのコンテンツ,また若く才能ある創作者を見出し,発展の機会を与えるため,各コンテンツ産業界と国が協力し,2004年度以降発表の機会を確保するとともに,競技会(=挑戦の場)の開催を奨励する。
(総務省,文部科学省,経済産業省) |
|
 |
フィルム・コミッション(自治体を中心に設立された野外撮影を誘致・支援する非営利組織)のロケ誘致活動を支援する |
|
|
) |
映画製作の野外撮影誘致活動を円滑にするため,2003年度以降,道路の使用などの手続きに関する事務や地元住民への理解協力についての相談窓口の一元化などに必要な支援を行う。
(文部科学省,経済産業省,関係府省) |
|
) |
2004年度以降,建造物等の管理者に対する協力促進の働きかけや,建造物等のデータベース整備のための支援を行う。
(文部科学省,経済産業省,関係府省) |
|
 |
東京国立近代美術館フィルムセンターの充実を図る |
|
|
映像コンテンツ制作の環境整備を一層促進するため,フィルムセンターの映像コンテンツの保存機能,普及・上映機能を充実させるとともに,新たに人材養成機能や製作支援機能を付加することについて2003年度以降検討を行い,2004年度中に結論を得る。 |
(文部科学省)
|
 |
実演家の活動環境を整備する |
|
|
) |
プロダクション等に所属しない実演家等が,安全で安心して活動に取り組める環境を整備するため,実演家等の事故災害補償の在り方や労働契約によらない場合の出演契約の書面化の促進について検討し,2004年度以降必要に応じ所要の措置を行う。
(文部科学省,厚生労働省) |
|
) |
子役の出演する公演時間の多様化の方策,実演家の肖像権の保護の在り方などについて検討し,2004年度以降必要に応じ所要の措置を行う。
(法務省,文部科学省,厚生労働省,経済産業省) |
|