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資  料  7

第37回WIPO総会について


  9月23日〜10月1日にかけて、第37回WIPO一般総会が開催されたところ概要以下の通り

1. 総会本体
1)視聴覚的実演の保護に関する外交会議
  視聴覚的実演条約の早期採択に向けて、
  1   2003年第1四半期に事務局が関係者と(2の)非公式会合の開催の是非を検討するための協議を実施すること
  2   (1が成功すれば、)アドホックな非公式会合を来年前半に開催すること
  3   2003年総会の議題として取り上げること
の3点につき合意。

2)WCT及びWPPTの第1回特別総会の開催
  WCTが本年3月6日、WPPTが本年5月20日に発効したことを受けて、第1回特別総会が開催され、手続規定等が定められた。なお、今回選出されたWCT、WPPTの議長、副議長は以下の通り。

(WCT)    議長  Valery J KUDASHOV  (ベラルーシ)
    副議長  Victor Manuel GUIZAR LOPEZ  (メキシコ)
      同   Michael KEPLINGER   (米国)

(WPPT)    議長  Asseta TOURE  (ブルキナ・ファソ)
    副議長  Roman O. OMOROV  (キルギスタン)
      同   Rodica PARVU  (ルーマニア)

2. 中国でのIPサミット
総会において、中国政府代表団より2003年4月に「INTELLECTUAL PROPERTY IN THE KNOWLEDGE ECONOMY」を議題に世界サミットを開催することがアナウンスされた。小泉総理をはじめとする各国首脳の参加を要請。

3. 非公式ラウンドテーブル
「経済、社会、文化的発展のための知的財産」、「技術発展と知的財産」の2つのテーマにつき、記録を取ることなく自由討議。(特許庁長官より特許制度の現状につき説明。なお、途上国等は遺伝資源、伝統的知識、フォークロアの保護の重要性、知的財産についての普及啓蒙の重要性を強調。)

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