審議会情報へ

文化審議会著作権分科会

 2001/10/10 議事録

文化審議会著作権分科会情報小委員会複製ワーキング・グループ(第4回)議事要旨

文化審議会著作権分科会情報小委員会複製ワーキング・グループ(第4回)議事要旨

平成13年10月10日(水)
14:00〜16:00
文部科学省別館10F第5,6会議室

出席者

(委員)

紋谷座長、金子委員、上林委員、木村委員、久保田委員、佐々木委員、中山委員、生野委員、松田委員、山地委員

(事務局)

天野長官官房審議官、岡本著作権課長、村田国際課長、尾崎マルチメディア著作権室長、その他の担当官

1.開会

2.議事

  • 事務局から、文化審議会著作権分科会情報小委員会複製ワーキング・グループの審議経過の概要(案)について説明が行われた。
    以下、質疑応答が各委員よりなされた。

【委員】

  著作権法113条2項の「みなし侵害」に関する記述の部分で、「みなし侵害」の適用・拡大という表現と、単に拡大により対応すべきという表現があるが、統一した表現にした方がいいのではないか。

【事務局】

  意見の方では拡大という表現になっており、それで統一したい。

【委員】

  別紙の意見のところに、「113条2項『みなし侵害』の拡大」とあるが、これはプログラムだけではなくコンテンツにも『みなし侵害』を適用すると解釈できてしまうのではないか。

【事務局】

  この部分は意見の整理をしているものであり、コンテンツも含まれ得るという意見が出されたと認識している。

【委員】

  仮に拡大するときは、また検討するということか。

【事務局】

  当然そうだ。

【委員】

  議論を尽くす時間が十分でないため、審議経過の概要にある意見について、本WG全体の共通認識がないのが不安である。

【事務局】

  報告の趣旨は本WGにおいては結局、いろいろな意見があったので法改正という結論までは至らなかったということだ。ある意見を採用するといろいろと問題が生じるから削除してほしいのであれば、削除してもいいが、なるべくその中で多くの意見を引用するように努めた。

【委員】

  事例5の24時間連続運転において日本の関係業界では複製と解していたとあるが、そこまで明確に言い切っていいものなのか。

【委員】

  その事例については、複製ではないということではないという意見が多数ではないのかと理解している。

【事務局】

  表現ぶりの問題であり、調整して整理したい。

  • 文化審議会著作権分科会情報小委員会複製ワーキング・グループの審議経過の概要(案)について委員からの意見に基づく修正について座長一任ということで基本的に了承し、後日情報小委員会において座長から報告するということになった。

3.閉会

(文化庁著作権課)

ページの先頭へ